さて、謎タイトルの今回の記事。一応仕事の脇道カテゴリーに入れたが、広い目で見た場合「社長の本質がどういうものか」が分かる記事でもある。では早速行ってみよ!
従業員ケガしても良いってよ
さて、弊社は創業からこの時点で約20年くらい経っていた。もちろんそれだけの年月が経てば色んなところがまるでタイマーを仕掛けたかのように壊れ始めていた。その「もうそろそろヤバいぜリスト」の中に入っていたのが「工場の床」である。実は弊社、クソ田舎に建っているため周りが田んぼだらけで、おまけに弊社のある場所も元は田んぼだった。そのせいで梅雨時になると湿気MAXになり、床から水分が染み出す現象が起きていた。単なる水気だけならまだ良いのだが「工場」という性質上建物の中は「工業油」の香りが漂い、もちろんそれらの油は床にも付いている。そこに梅雨時床から染み出て来る水分と混ざると滑る滑る。実際にワイも盛大に滑り散らかした事があり、非常に危険である。
実は前社長の時代から床にこの兆候はあった。もちろん弊社の建設はきちんとした工務店によって行われたので、手抜き工事とかが原因ではない。経年劣化や強い摩擦等による塗装やコーティングの剥がれが原因だと思われる。人が滑って危ないのも前社長は分かっていたが、これ以上会社に金をかけたくないのと、もう少しで自分は経営から手を引くという頭があったため、床に関しては見て見ぬふりをしてきた。床は硬いため、転ぶとケガの原因となりなおかつ打ちどころが悪けりゃあ死ぬ可能性もあるわけで、それを認識しながらも直す気ないとか、会社の金>>>>超えられない壁>>>>従業員の安全になってて草。・・・あれ?これって前回の記事の「会社の電源が落ちた話」と根本一緒じゃね?とまぁ、ちょっと前社長の話になってしまったがやっぱり前社長もクソだよね!
そんな弊社の床を現社長は何とかしなければと思っていた。良い社長じゃないか?って思ったそこのアナタ、甘いです。社長の話を聞く限りだと、「安全性に問題があるから」じゃなくて「見た目が古臭くて悪いから」という理由のようで、これまたクソすぎて草。まぁこの社長、表面上さえ繕えりゃあ良いと思ってる類の人間なんでさもありなん、という感じ。理由がかなりおかしい事には変わりないが、こちらとしては直してくれるならもうなんでも良いから早くやれや、と思っていた。
ある日、工場長Xが「今度の土日を使って床の塗装をやり直すから片付けと掃除しておいて」と社長に言われた。業者が土日に来るのかと思っていたら、なんと金がもったいないから自分でやるのだという。ワイの頭に不安がよぎる。だって、今まで社長がやって来たことで信頼できた事なんてあるか?いや、ない。そんないい加減(悪い意味)で中途半端な人間がそこそこ広い工場の床を一人で塗装するとか、どう考えても不安しかない。
Xはウルトライエスマンなので、黙って工場内を片付け始めた。・・・たかが工場内の片付け・掃除とはいえ、Xも他に仕事を大量に抱えており、本来であればそんなことに使える時間の余裕はないはずである。タダでさえ色んなものがごちゃごちゃに置かれており、ずらすだけでも一苦労である。ちなみにいつもの事だが、提案してきた社長は指示するだけで一切弊社に片付けしには来なかった。さすが口だけ野郎。つか、「今週末にやりたいから片付けて」って日時指定するならばお前が率先してやれよって話なんだが?こうして予定通りこの週末で社長は塗装を仕上げた。
そしてやって来た月曜日。工場内に入るとペンキ臭い。まぁ塗装したんだから当たり前だが。床を見るとテラッテラの緑色の塗装が塗られていた(工場の床は緑色が基本)。一瞬いいんじゃないか?と思ったがよく見ると床の塗装がなんかボコボコしてないか?これ・・・。
この小さいボコボコが、今後弊社を悩ませるやっかいな事象の発端になろうとはこの時は誰も思わなかったのである・・・次回へつづく。

