さて、ここでタイトル通り会社の電源が落ちた話をしたい。もちろん本筋とはあまり関係ない話なので「仕事の脇道カテゴリー」に入れるが、この事件で弊社の本質のようなものもチラチラ見えるので書き記そうと思う。
相変わらず
この頃、ワイは早出も残業もデフォルトになっていた。工場長のXは朝の7時~7時半の間に出勤してくるのだが、ワイはそれよりも早い7時前出勤になっていた。もはやそうしないと間に合わないくらいの仕事量だったのだ(これでも間に合ってないが)。弊社は夜中の間は無人であり、Xが帰宅後は何かトラブルがあったとしても翌朝に誰かが出勤して来るまでは異常を感知できない(成形は、設定さえしとけば機械が勝手にしてくれる。これは零細ならどこでも同じだと思う)。つまり、この時点でXよりもワイの方が出勤時間が早いため、必然的に異常を感知するのはワイという事になる。
この日もいつものように早出したワイは、トイレを済ませて(言っておくけど、小の方だぞ)いつものように手を洗おうとした。ところが、蛇口をひねっても水が出ない・・・(ちなみに、流す方の水と休憩室の水は井戸からくみ上げているので支障はない)。タイムカード押そうとしても反応しない・・・てか、よくよく考えたら成形機が稼働する音も一切してない。・・・てか、電気も付かん!結論、理由は知らんが電源落ちた!・・・ってことで、ワイは慌てて自分の携帯からXに連絡を入れた。
15分後、Xがやって来た。電気の供給はゼロになっており、どの機械のスイッチを入れてみても動かない。当然ながら配電盤や分電盤を眺めてみても分からない。これは自分達ではどうにもならない案件だ。となると、取るべき選択は社長に連絡を入れる→業者に来てもらうの一択しかない。だが、Xはいつもの事だが社長に連絡をしようとしない。選択肢は社長に連絡する事しかないのだから早急に行動を起こさなければならないと思うのだが、一向にその気配がない。
ワイ「社長に早く連絡しないと」
X「まだしない」←デジャヴ
ワイ「なんで?」
X「・・・社長まだ寝てるかもしれないし・・・」
ワイ「うちらがもう出勤してきてるんだから、社長が寝てようが関係なくないか?寝てるんなら起きれば良いだけでしょうよ、社長だし緊急事態なんだからさぁ」
X「じゃあ、9時になったら電話する」←ただ今の時刻7時半。
ワイ「・・・(こいつ首絞めたろか)」
毎回こういうやり取りをする度に思うのだが、Xは何かにつけて「やらない理由」を探して先延ばしにしようとする癖がある。特に緊急事態に陥った際には一刻も早い連絡と行動を最優先すべきなのに、Xに限っては「逃げる、先延ばしにする」事を最優先事項としている。問題なのは、こんな奴があろうことか「工場長」という立場だという事だ。ワイへの嫌がらせは率先してするくせに肝心なところは逃げるとか、クズ以外の何物でもないけどな!(忘れない昔の恨み!・・・Xについては前にも書いたが余りにも酷いので詳しくは別記事で書きまする。)
電源が落ちてる=何も出来ないので、片付けの後はやる事がない。ちなみにXは毎朝7時過ぎには出勤してくるが、ルーティーンとして会社の前の自販機で缶コーヒーを買って飲みながらタバコを吸ってから本格的に動き始める。しかし、今日はこんな事になってしまったのでコーヒーブレイクなどしている場合ではなかったが、なんとか片付けが終わりXはいつものように自販機へと向かった。・・・が、電源が落ちているため、自販機は動かずコーヒーを買う事が出来なかった。
時刻はもう8時半を過ぎていた。もうそろそろパートタイマーと、バイトの暴言吐きおじさんTが出勤してくる時刻である。今日は自販機が動かない以上コーヒーブレイクは諦めるしかないでしょうよ?と思っていたらXがいきなり「ちょっとコンビニ行ってコーヒー買ってくる」とかふざけた事抜かしやがった。
ワイ「いや、もう少しでパートさん達とかTさんとか来る時間だよ?今日は我慢したらどうよ」
X「すぐ戻って来るから」
ワイ「いや、Xさんがいない間に出勤してきたらどうすんの?」←おこ
X「それまでには戻って来るから」←時間的にどう考えても不可能
そう言ってXはコンビニに行ってしまった。コンビニが一番混む時間帯ですぐ戻って来られるわけもなく、Xが不在の間にパートとTが出勤してきてしまった。工場内が暗い事にざわつく彼女ら。ワイは事の経緯を説明し、Xが戻ってくるまでの時間稼ぎをした。だが原因が分からないものは説明のしようがなく仕方ないので雑談でごまかしていたのだが、Tがさっそく気が付いてしまった。
T「あれ、X君はどこ行ったの?」
ワイ「・・・あれ?さっきまでいたんですけどねぇ・・・」←白々しい
T「電気が来なくて仕事出来ない状態なんだから、X君がどうするか指示しなきゃいけないんじゃないの?」←マルっと同意
ワイ「そうですよねぇ・・・」←ドキドキ
ちなみに、ワイが本当の事を言わずに嘘をついたのはXのためではない。ただでさえ緊急事態の所に更なるトラブルを持ち込むのを避けたかっただけだから、勘違いしないでね・・・。そこへやっとXが戻って来た。
T「どこ行ってたの」
X「いや、ちょっと」←隠さなきゃならないような事すんなよw
T「どうするのか指示だして」
X「何も出来ない状態だから、とりあえず休憩室で待機してて」
こうして、パートとTは休憩室で待機することになった。ワイはワイで電気が付かなくても出来る仕事があったので(書類の整理とか)事務所でそれをすることにした。ふと時計を見ると9時を過ぎていた。どのみち電話は使えないので、社長への連絡はXがスマホで行っているはずの時間だ。ワイは事務所を出て外で何故かコーヒー飲みながらタバコを吸っていたXに聞いた。
ワイ「社長に連絡してくれたよね?」
X「・・・あ、忘れてた」
ワイ「・・・(9時に連絡するっつったの自分だろうが・・・)」
こうしてワイに促されてやっと社長に連絡を入れたX。これで一安心と思いきや、この後更なるXのグズグズっぷりが露呈するのであった。次回へつづく。

