さて、ワイに促されやっとのことで社長に連絡を入れた工場長X。社長はいつも電気の点検をしてもらっている人に電話を入れるようXに指示したわけだが・・・。
名ばかりの工場長
さて、点検の人に連絡をしなければならなくなったX。前に貰った名刺もあるんだしとっとと電話しりゃあ良いのに、なんかもたついてなかなか電話をかけようとしない。ここまで書いて勘の良い人ならお分かりかと思う。そう、Xは電話が苦手なのだ。確かにXの取引先や社長との電話のやり取りを聞いているとたどたどしいというか、これが「工場長」という役職名が付く人間の喋り方とはとても思えない、ぶっちゃけ聞いてて恥ずかしくなるレベルである(長くなるので別記事で)。
もたもたしながらもなんとか点検の人に電話したX。その人は30分くらいでこちらに来るとの事。直ぐに電源が復旧するものなのかどうかは点検してみないと分からず、その結果が出るまでは従業員は待機するしかない。我々は彼が来るのを待った(ぶっちゃけ帰りたい)。
点検の人がやって来て、一通り点検が終わるまで我々は待った。そして結論が出た。会社敷地内の電柱についている「受変電設備」のボックスへの落雷が原因であり、復旧には設備交換が必要で直ぐは不可能、ということだった。続けてその人は、渋い顔をしながら話を始めた。実は前社長の時にはすでに設備の寿命が来ており、再三取り換えるように促していたのだという(強制は出来ない)。ところが前社長は「まだやらない」といってずっと先延ばしにし、結局自分が経営を降りるまで交換することはなかった。
・・・これはつまり余計な金を払いたくなかったから、本来寿命が来ているものをずっとスルーしてきたという事である。彼は「今回はお宅の会社だけで収まったから良かったけど、下手したら近隣住民の家に影響が出ていた。その場合は多分賠償の問題とか出てくるから運がよかったわ」と言った。この話を聞いてワイはゾッとした。下手したら設備を交換する以上の金がかかりなおかつ近隣住民にも迷惑がかかったわけで、全くリスクヘッジがなっていない前社長はやっぱり社長とは呼びたくない、クソジジィって呼び方がお似合いだわ。
点検の人は社長に自分の携帯から結果報告をして、設備を交換してくれる業者を紹介する話を社長から了承を得て、さっそくその業者に連絡した。その直後、Xのスマホに社長から連絡が入り、業者から社長宛に電話がかかって来るからその話が終わったらまたXに連絡する、という連絡をしてきた(ややこしい)。
さて、直ぐに電源復旧は無理と判断され、問題は出勤してきた従業員達である。ワイはXに聞いた。
ワイ「交換するまで電気使えないならやれることはないし、どうすんの?」
X「もうちょっと待って」
ワイ「もうちょっとっていつまで?このまま居たって仕事出来ないのに」
X「今、社長から電話あって業者との話があるからそれが終わったらまた電話くれるらしいから、その時に聞いてみる」
ワイ「いや、今すぐかけて聞かんかい」
X「でも、今業者と話してる最中かもしれないし・・・」
ワイ「・・・(こいつ本当にキン〇マ付いとるんか・・・?)」
Xはしばらく点検の人と雑談していたのだが、点検の人があることに気が付いてXに尋ねた(ちなみにこの方はかなり気さくな感じのおっさんです)。
点「工場長は残らなきゃいけないと思うけどほかの従業員の人はどうするの?」
X「まだ決まってない」
点「決まってないって、工場長が指示出さなきゃいけないんじゃないの?」
X「後で社長から電話かかってくると思うんで、その時に聞きます」
点「後でって、いつになるか分からないのに待ってるの?今すぐ聞いた方が良いんじゃない?」
X「でも、業者と話してる最中かも知れないし・・・」
点「そんなのかけてみないと分からないじゃない。工場長が指示出さないと他の人は動けないんだから、今すぐ社長に電話した方が良い。はい、かけて」
・・・おっさん、あんたが工場長で良いです。おっさんに言われてしぶしぶ社長に電話をかけるX。お前、外部の人間に言われるって相当恥ずかしいぞ、自覚ないみたいだが・・・。Xが社長に電話をかけたらまだ業者からは連絡が来てないとの事で、やってみないと分からない事を言い訳して逃げてんじゃねぇぞ。ちなみに社長も社長で電気がないと何も出来ないって言ってんのに「他にやれることはないか」とかしつこく言ってたらしいが、それも済ませてからのお電話なんだからガタガタ言わんと帰らせろよ。
こうして、X以外は帰宅することになった。復旧困難と分かった時点でとっとと社長に連絡して指示出せば良いのに「電話をかけるのを避けたい」という理由でグダグダ言い訳をして先延ばしにしようとしたX。マジで点検のおっさんが言ってくれなかったらワイが社長に電話しようかと思ってたが、なるべくならそれはやりたくない。何故かというと、本来Xの仕事であるはずの業務をワイがやってしまうと「今後もやってくれる」と甘えられる可能性があるからだ。
Xは過去にワイに「工場長」を盾にした嫌がらせをしており(リンク先の出来事だけではなく舌打ちされたりその他細かい事も多数あり)、ワイは謝ってもらってもないので全く許す気はない。彼が元々気の弱い性格であれば「仕方ないなぁ」って思うかもしれないが(たぶん思わないけど)、自分より弱そうな人間には威張り散らしておきながらいざという時に全く役に立たないのであれば、お前が工場長である必要性は全くないと思うんだが、前社長のクソジジィの性格からも分かるように、クソな性格の人間が選んだ工場長(ってか、男1人しかいないんだが)なんてクソに決まってるわな。
こうして翌日には業者によって工事は無事終わり、電源は見事に復旧した。ただ今回の事で「工場長X」という存在に今まで以上に疑念を抱かざるを得なくなったのは事実だ。

