ワイの地獄 その20

仕事シーズン2・中

ワイの地獄 その19(前回の記事)

 さて、例のEGZの製品をT社にやってもらって以降の弊社はというと、相変わらず忙しかった。以前の記事でも書いたように「人が足りないから」と雇った人間は週に3日しか出勤してこない和田さんとあの伝説の上田なワケで、ほぼ役に立っていなかったからである。

小学校からやり直せ

 EGZの製品は、前にも書いたが非常に大きくてかさばる製品であった。このバカ社長、仕事が(見た目的に)いっぱいある=その分儲かっているという考えの持ち主のようで、こりゃ頭に詰まってんのは脳みそじゃなくてウ〇コだな。だが実際はかさばるだけで利益が全く取れない仕事ばかりを取ってきている状態。にも関わらず、弊社に来る度にXに「あんなに大量に出荷してるのに、全然儲からない。今月も赤字で困った」とのたまっていた。社長よ、「利益率」って言葉知ってるか?????
 ワイの考えでは、儲からないのは全部社長のせいである。やる事全てが道理が通っておらず悪手ばかり。仕事を選ばず「何でも貰えるものは貰っておかないと損」と思っているようだ。だが考えてもみろ。そんなに儲かる仕事なら、このご時世に取引先が手放すわけねぇだろっつうの。だが、バカな社長は「仕事の数さえこなせば儲かる」と思っている。
 確かに今から20年くらい前は、そんな適当なやり方でも儲かっていた時代だった。この記事にも書いたが、それは決して経営者の手腕が良かったわけではなく、時代が良かっただけ(つまり、単なる運)。だが、運で上手く行ってしまった人間は自らを省みる事もないまま年だけ取って行き、世の中が変わったにも関わらずに「なぜ上手く行かないんだ」と周りに当たり散らす傾向にある。弊社のバカ社長も例外ではないのだ。弊社はいつも赤字と黒字のギリギリを行ったり来たりしており(トータルマイナス)、社長が従業員に愚痴るという異様な光景。いや、赤字なの完全にお前のせいなんだけどな?
 なにせ、今の社長の専らの悩みは「EGZをあんなに大量に出荷しているにも関わらず、なぜか利益が少ない」という、とんでもないものであった。L氏に上手い事丸め込まれて借金してまでF社用に最新式の機械を導入したにも関わらず、このままでは借金が返せないと焦っていた・・・いや、知らんがな(そもそもはっきりと言わせてもらうが、EGZが例え儲かる仕事だったとしても借金返すのはかなり難しいと思われる)。



 そうこうしているうちに、社長はS社のL氏と、何やら弊社の事務所でごにょごにょする回数が増えて行った。あれ・・・この光景・・・デジャヴ??嫌な予感がするワイ。そんな中、ある日突然ワイとXは社長から事務所に来るように言われたのである・・・次回へつづく。

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