バカばっか その9

仕事シーズン2・中

バカばっか その8(前回の記事)

 さて、ワイが思っていた通りに配送に関して自社を優先させるようになったY社。そのせいで、取引先に持って行く製品が当初の約束以下の数に制限される事が増えた弊社。「約束が違うだろ」とイライラしている所に、新たな火種を持ち込むバカが1匹・・・。

 どんぶり

 月の初めごろになると、弊社の先月分の売り上げが分かる・・・この文を見て「は?」と思ったそこのアナタ。言いたい事は良く分かる。だって本来売り上げって、リアルタイムで把握してなきゃいけないもんな?それなのに翌月の初めにならないと分からないとはこれ如何に??って話ですよ
 なんでこんなことになっているかと言うと「伝票が手書き」であるという事があげられる。K社もF社も、弊社が納品する際は先方が自社で独自に発行している伝票を使用しなければならない。そこには製品名や単価などがあらかじめ書き込まれており、弊社はその伝票に納品日と納品数を記入して責任者印を押すというものだ。この伝票、1つの製品につきA4サイズの紙1枚(切れ目が入っており3分割出来る。最終的に弊社の手元に残るのは3分の2枚分)の割り当てなため、一般的な納品書と比べて非常にかさばる(前社長時代は、弊社で購入した納品書に完全手書きで記入していた。それを全部ワイが書いてた)。例えば1日に30種類の製品を持って行くとしたら、A4のコピー用紙の30枚分の厚みになる(面積は3分の2になるが)。それを週5日、1カ月続けるとすると果たしてどんだけかさばるでしょーか??
 Y社は「事務経理担当の嫁とその姪っ子」が専属で居るから毎日計算出来るかも知れないが、弊社はいない。本当は専属で2人もいるY社が弊社の分も計算するのが一番効率良いと思うのだが、やりたくないのかそういう提案がY社から一切ない。Y社が弊社を経営(経営って言えるか?)している以上、弊社の事務経理は専属がいない弊社の代わりにY社がやるのが筋だと思うのだが?
 パソコン扱えるのはワイだけだし、じゃあワイがパソコン出来るからって現場の仕事を免除してもらえてるかと言ったらそんなわけもなく、逆に女性陣で一番仕事詰め込まれてる。そんなワイが大量の伝票を計算して当日の売り上げを出す余裕なんかあるわけもなく、売り上げが分からないまま1カ月を過ごしているのである。そして1カ月後に取引先から振り込み金額のお知らせが来て、その金額から弊社の経費を引いてそこで初めて先月の利益が分かるのである。
 そして問題なのが、その弊社の売り上げが分かったとたんに弊社に来てグチグチ言っていく小者が1匹・・・そう、社長である。いつも工場長のXを事務所に呼び出して腕を組みながら「今月は売り上げが少なくってねぇ・・・」とか「人件費払ったら残らない」とか言ってやがる。はっきり言わせてもらうが、だから何?それ全部社長であるお前の責任なんだが、Xに愚痴るって事は従業員のせいだと思ってらっしゃる??
 これは毎月恒例の行事になってはいたが、F社のかさばってなおかつ手間のかかる仕事を大量にやるようになってから、その言動に拍車がかかっていた。前にも書いたが社長はバカなため、見た目的に大量にある=儲かるという全くワケがわからない思考の持ち主だった。そのため、「あれだけたくさん出荷してるから今月は売り上げが良いぞ」と上機嫌になっていた。確かに、沢山出荷すればするほど売り上げがあるのは間違いない。ただ、その分経費かかってるの忘れてるだろ。大事なのは最終的に手元に残る金であって、売り上げじゃないのよ。本当に頭悪いなコイツ。

 しかし、コイツの頭の悪さはこんなものではなかったのである・・・次回へつづく。

 

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