目クソ鼻クソ対決 その16

仕事シーズン2・上

目クソ鼻クソ対決 その15(前回の記事)

 さて、無双する上田にイライラし始めたパートタイマーのB。そのイライラは同じグループで仕事をしているパートタイマーのAさんにも波及しつつあった。

おまえが言うな

 上田に対しての当たりは、Bだけではなく温厚な性格だったはずのAさんも強くなって行った。このAさん、年齢はBと同じで入社時期も1週間ほどしか違わない。性格は優しいが仕事は適当(悪い意味で)な事が多く、彼女もBに続きミスが多かった。ただ性格が優しい分、Bよりはマシではあった。だが3人グループになって以降、ダラダラしている上田に対して隣の席のAさんがきつめに注意をする場面も何回も見受けられた。Bに仕切らせて以降、弊社の雰囲気は更に殺伐として行った。
 そんな中、Bが事務所で仕事をしていた工場長Xとワイの元に真っ赤な顔をしながらやって来た。様子を見る限り、何かトラブルがあってお怒りなのが推察できる。話を聞くとこんなやり取りが上田との間であったとの事。

B「もう少し仕事早くやってくれないかな。このままだといつまで経っても終わらないし」
上田「出来ないんです」←正直すぎて草ww
B「自分で時間を決めてやってほしい。例えば30分後までにここまで仕事を終えるとか、自分で目標を立てて進めてほしいんだけど」

Bがそう言ったとたん、上田はこう言い返してきたのだという。

上田「時間とかごちゃごちゃ言われると焦って出来なくなるから、時間の事とか言わないでほしい」

 そう言ってメソメソ泣き出したのだという。泣かれてこれ以上責められなくなったBは事務所に真っ赤な顔で駆け込んできたというわけ。確かに酷いやり取りだが、このワイが言う「酷い」には2種類の「酷い」が隠れている。
 まず1つ目は当然のことながら上田に対してである。そもそも「時間の事言われると出来ない」って、お前今までも時間の事言わなくても出来てねぇじゃねぇかこのクソババア。しかもBの言う事は傍から見れば当たり前の話で、そんな当たり前の事を言われただけなのに(たぶんBだから言い方はきワイよりはきつかったとは思うが、Bも極力今まで優しい言い方を選んでおり見かねた末の物言いだとは思う)、それに対して謝りもせずに「泣いて相手を黙らせる」というのは、優しい脅迫以外の何物でもないわよ。正直上田みたいな人間は他の会社ではとっくにクビになってると思うので、弊社にクビにならずに在籍しているだけでもかなり感謝されなければならないはずなのに、更に周りを「泣く」事でコントロールして自分の非常識すぎるわがままを通そうとしている。誰だよ、こんなマイナス要素しかない奴連れて来たのw・・・あ、バカ社長だったわ・・・。
 そして2つ目の「酷い」はBに対してである。確かに今回の場面だけ切り取るとBの言う事は最もであり正しいように聞こえる。ただしそれがBの過去の行動を知った場合同じ感想が抱けるかどうか、という話である。実は、ワイが数年前に開腹手術のための仕事の引継ぎをした際、あまりにもBが不貞腐れた感じでマイペースに仕事をするので、これでは納期に間に合わないと思ったワイはBに「例えばこれだけやるのに〇〇分以内でやるっていう目標を立てたら良いよ」と、あくまでも優しくアドバイスをした。すると、Bはワイに対して

「は?やってるけど??」

と喧嘩腰で言ってのけたのである。突っ込みどころがたくさんありすぎるんだが、まず目標立ててるのならなぜそんなに嫌々ダラダラ遅くやってるのか???という事と、いくらワイの事が気に食わないからっつったって、それが人に対する態度なのかと。ワイが上の立場だろうが下の立場だろうが、その喧嘩を売って来るような態度は人に対する最低限の礼儀のかけらもない。親のしつけなってなさすぎでしょ。Bにはワイに対してはどんな態度取っても良いと思っている節があるようだ。理由は前にも書いたが「同性で年下のワイが現場仕切って自分に指示してるのが気に食わない」の一言に尽きると思う。ちなみに、Bは男に対しては声がワンオクターブ高くなって表情もワイの時と明らかに違うので、単なる色ボケババアの可能性もあるのだが・・・。
 そんなことがあったため、顔を真っ赤にしながら「私こんな事言われたのムキーッ」とヒステリックになっているBを見たワイが「何言ってんだコイツ」と思うのは仕方ない話であると言えよう。自分の言った事やった事は無かったような口ぶりで常識人ぶるのやめてもらえますかね?上田がクソなのは確かである。だが、その上田の事を言う権利が果たしてBにあるかといえば、一切ないと思うが?上田は「泣く」ことで周りをコントロールし、Bの方は「不機嫌」で周りをコントロールする。つまりワイから見たら上田もBもベクトルは違えど最終的にやってることは一緒、目クソ鼻クソなんですわ。

 Bは今回の事がよほど頭に来たらしく、新たな手を打つべく工場長のXに頼みごとをする。この行動が更なるゴタゴタへのきっかけになるとは知らずに・・・次回へつづく。

 

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