さて、今回はY社の従業員について書いて行きたい。記事を読むに連れてげんなりすること間違いなしやで、これは。
新キャラ登場
まず、Y社は社長夫婦を軸とした従業員で構成されている。「夫婦を軸とした従業員構成」って、もう嫌な予感しかしないんだが。まぁ、皆さんが想像している通り社長の身内ががっつり社内に入り込んでいる。この時点でげんなりするわ・・・。
まず、社長夫婦(社長は成形、嫁は経理事務)、そして検査部門に社長の娘が正社員として入っており、配送は社長の父(この方は思いやりのある良い方です)、経理の補助として社長の姪っ子(姪っ子w仕事は自分で探せよ?な?)が入っている。それ以外は正社員の男性1人、あとは検査要員のパートタイマー数人といった所だ。いやぁ、ここまでがっつり身内入れるんだったらいっそのこと100%身内で固めりゃ良いのに、それじゃあ足りないからって外部から人募集するのマジでヤメロ。
ちなみにこの社長の娘、正社員をやっており立場的にはワイと同等なはずなのだが、製品の良し悪しの判断も付けることが出来ず、母親に頼るような奴である。一方、ワイは製品の判断もやっており(パートが製品の良し悪しが分からないときはワイの元に持ってくる。普段は人にマウント取って来るくせに、こういう時だけ頼ってくるとか草)、常に今何をやらなければならないのか考えながら、かなり神経を使って仕事をしている。
そんな中で製品の良し悪しも判断出来ないような奴が正社員って、やっぱり自分の娘だからに他ならない。しかも娘は他社で修業や勉強の類はやってきておらず、これはもはや親バカっていうレベルじゃなくて、単なるバカなんだよなぁ。ちなみに、娘が判断できないというような話は社長自身が喋ったことであり、こういう話聞かされたワイがチベットスナギツネのようなジト目になりながら、どんな気持ちでその下らない話を聞いているのかなんて理解できないから平気で喋るんだろうなぁ・・・。
そして、1人だけいる男性の正社員。社長と同じくらいの年齢(50代)の彼は、ちょっと水木しげるの漫画に出てきそうな雰囲気を醸し出しているので名前を「水木」としよう。この水木さんが中々の人生を送っていた(要はワケアリ)。彼がY社に来た経緯をざっと書いてみる。
まず、水木さんはギャンブル中毒であった。結婚して婿に入り子供もいたのだが、ギャンブルが原因で離婚されてしまい独り身となる。仕事はトラック運転手などをしていたのだが、ある日大病を患ってしまう。体調も段々悪くなり仕事を辞めた後、手術。手術は成功したが、体調の事もあって職が見つからず。だが、大好きなギャンブルだけは止められずにいた。
一方、社長の姉もギャンブル中毒であった(いきなりすぎて草)。その姉の行きつけのギャンブル場にはよく水木さんも通っており、2人は見かけたら話をするような仲になっていた。昼間からギャンブルをする水木さんを社長の姉は疑問に思い、仕事について尋ねてみると求職中との事。そこで社長の姉が社長に「こんな人がいるんだけど雇わないか?」と水木さんを紹介する。普通ならギャンブル中毒の人間など雇わないと思うのだが、来るもの拒まずの社長は水木さんを受け入れ、検査要員の正社員として雇う事にした。ここまでがあらましである。
ギャンブル中毒なのでろくでもない奴かと思っていたら、仕事はめちゃくちゃ真面目で機転も利き、パート達を仕切る器量もある。中毒ではもったいなさすぎる人物である。ただ、中毒と言うだけあって毎月ギャンブルに金を使いすぎて社長に給料の前借りをしている状態が続いており、食事もろくに取っていない(ビールだけは何が何でも飲む)という生活が今現在も継続中という、すんごい人物である。こういった人間ってウシ〇マくんでしか見た事なかったわ・・・。
ギャンブル以外では真面目なこの水木さんを、前回でも書いたように配送に回そうというのが社長の考えである。ぶっちゃけ社長の娘は頼りにならず、水木さんが指示を出して現場を回していた。指示を出せるというのは誰でも出来るわけではないため、そんな貴重な人物に配送させるというのは完全に配置転換ミスのように思える。また、水木さんは過去に大病を患っており、現在も定期的に検査を受けている身である。そんな体力に不安のある人間を配送に回すことにも疑問を覚える。
このY社の記事からも分かるように、社長という男は何の考えもなしに動いているという印象だ。新しい事を始めたり変更したりする際に大事なのは「どうしてそういう考えに至ったか。上手くいくと思うその根拠は何か。具体的な数字は?」だと思う。だが社長の場合は「俺がそう思ったからそうやるんだよ。根拠?そんなもんないけど上手くいくと思うよ。数字?知らん」っていうのが前面に押し出されており、これが弊社を追い詰める事になるのであった。

