ワイの地獄 ファイナル

仕事シーズン2・中

ワイの地獄 その25(前回の記事)

 さて、効率重視で「更に早い時間帯の早朝出勤」を決めたワイ。絶対やったらいけない事なのに、完全な思考停止で「こうするしか方法がない」と思っていたワケでありまして・・・。

意外にも

 ワイはぶっちゃけ、早起きが嫌いである。嫌いなのにわざわざ早起きしてまで仕事しに行くとか、社畜すぎて草。これでもワイは一応女性なので、最低限の身だしなみはしていきたい。そして今までは会社に7時前には着いていたのを、更に早めたい。となると、6時か6時半までには会社に着いていなければならない・・・となると逆算した場合・・・4時半ごろには起床するという非常に頭の悪い結論を出してしまいました。順調に脳細胞壊れて行ってないか、これ・・・?
 こうして朝の4時半起床、会社には6時前には着いているという生活が始まった。初日は4時半に起きるのが辛過ぎたが、そのうちに段々慣れてきて、目覚ましが鳴る前に目が覚める事も多くなってきていた。そして肝心の仕事の方はというと、これが思った以上に捗ってしまったのである。この「思った以上に捗ってしまった」ことで、今後この生活がワイにジワジワとダメージを与えていってしまう話はまた後ほど。
 そうしてABの製品の納期遅れは改善されて行き、ある程度の在庫まで作れるようにはなった。・・・さて、ここで疑問に思う人も出てくるでしょう。この記事でF社の部長に「稼働時間を考えると物理的に無理」と指摘されていたのに、在庫まで作れる余裕なんかあるのかと・・・。実はF社部長からのメールに書いてあった「稼働時間」と言うのは、弊社の始業時間から終業時間までの9時間までのお話である。
 F社のようなある程度の規模の大きい会社は、24時間体制で夜間でも人がいる。一方弊社は成形する人間が工場長1人しかいない。基本的にF社のような大きい会社は『工場が無人の状態での成形機の稼働』を禁止している。夜間に不良が発生した場合など、良品に不良が大量に混ざってしまって見逃しの確率が上がってしまったりするのを防ぐためだ。だが、弊社のような死にかけ零細は、当然ながら24時間体制に出来るほど人件費をかけることが出来ない。そのため、終業時間が過ぎてもギリギリまで工場に残って成形管理をし、工場が無人になる夜間も成型機を稼働させているのだ。
 つまりどういうことかと言うと、今回のABの仕事はF社から見た場合、『どう考えても労基法破らないと出来ない仕事』なわけだから、あんなメールを送ってきたのである。ところがそれに対して弊社のバカ社長は「出来る」と回答したわけだ。それはすなわち『労基法ガン無視でやる』ことを宣言したようなものである。
 ワイが早朝から死にもの狂いで仕事をやりまくったため、どう考えても無理だと思われたABの仕事にも何となく慣れ更に効率よく出来る術も編み出したため、何とか残業時間は42時間(あくまでもタイムカード上の話だけどな?)に収める事が出来ていた。ただ、何とかやっとの事で持ちこたえている状態なので、これ以上はもう仕事は取って来てもらいたくはない(フラグ・・・?)。


 こうして忙しくはあったがデカいクレームもなく、しばらくはこのままの平和な状態が続いた(平和か?平和の基準バグってないか?)。せめてずっとこのままであってくれ・・・ワイはずっとそう願っていたのである。


 ※「ワイの地獄シリーズ」は一応今回でファイナルですが、実際にワイの地獄が終わったわけではありません(呪)。今後はまた違った地獄が襲ってきます。とりあえずキリがなさ過ぎて、ここらで「ワイの地獄シリーズ」を一旦終わりとします。次回もお楽しみに・・・!

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