社長の体調と態度から「うちの会社ヤバいんじゃ・・・」という疑念が出てきた。それが単なる憶測だけなら良かったのだが、どうも現実になりつつあるようであった。
土砂降りというかもはや災害レベルなのでは
社長は手術のための入院と退院、それに加え精神科への入院と退院を繰り返すようになり「本当に鬱なのか」疑惑は晴れた代わりに「会社ヤバいんじゃね?」疑惑は現実味を増しつつあった。そもそも社長がなぜ「鬱」になったのか、その経緯をお話しよう。
発端は前の記事にも書いた通り、社長の「手術を必要とする病気」である。これで入退院を繰り返すようになったのに加え、会社の資金繰りが昔に比べかなり悪化していた。資金繰りの悪化から鬱に至る経緯は主に次のようなものである。
1.昔に比べメーカー側の要求が厳しくなったにも関わらず単価が上がらない=事実上の単価の値下げで利益が出にくくなった。
2.昔に比べて取引先から高度なレベルの仕事を求められるようになったにも関わらず人手不足のためスキルのない人間を雇いがちになり、会社全体の仕事の効率が悪くなり結果利益が出にくくなる。おまけに納期短縮が常態化。
3.上記の理由からワイを含む一部の人間のみに強い仕事の負担がかかり、なおかつ給料も上がらないため従業員(ワイ)に反抗的な態度を取られ始める。
4.利益も出ない、従業員もストレスを抱える、おまけに自分は病気で後継ぎもいない。
主に上記の4つが理由で将来の展望が持てず、鬱になったと思われる。特に皆さん3番が気になったのではないでしょうか?気になりましたね?3番に関してはワイが原因じゃね?って思われそうなので補足します。
まずワイのその時の仕事内容と言ったら社長不在のためその代わりもしなければならず、電話番、お客の対応、給料に関する事務仕事、取引先への請求書等の作成、検査部門の責任者、いつまで経ってもミスが多いのに態度がデカいパートタイマーへの仕事の指導、在庫の管理、出荷準備と納品書の記入、それに加えて毎日の早出残業そして休日出勤・・・と、細かい事を書いたらまだまだ色々やっていた気がする。特にパートタイマーはワイがいかに忙しかろうと「私関係ないです」という態度を貫き、電話にすら出ない始末。
さすがにどれかを分担してやってもらいたいと思っても、パート達には事務仕事のスキルもない、仕事の流れを把握する気も全くないので出荷の準備も無理。じゃあ、本業の検査が完璧かと言われるとそうでもない。そりゃあ、皆の給料の額を把握しているワイにしてみれば「不公平じゃね?」ってなるわけだよ。
そんなクッソ忙しい中で、悩みの種のパートBがデカいミスをし返品をくらったにも関わらず製品の見直しもしないまま定時でとっとと帰るという事件が起きた。しかも取引先からは「明日には持ってきてください」という指示を受けていたため見直しはなぜか当事者ではないワイとXが手分けしてやるという始末。我が社の問題児Tでさえも、この状況を見て「なぜ当人がやらないのか」と珍しく真っ当な意見を述べていた。
この事件でプッツンしたワイは、自分が直接Bに言っても効果がないどころか反抗的な態度を取られることは過去の経験から分かっていたため、社長の口からやんわりで良いから注意してもらえないか頼んだのだ。今までも何回か同じことは頼んでいたが丸無視されていた。が、今回は余りにも酷いためワイはしつこく食い下がった。「私から言うと角が立つから社長からやんわりで良いんで1回注意してください」と。
それに対して社長がワイに言い放った言葉は「じゃあ、B君をクビにすれば良いとでも言うんか?!」だった。・・・ちょっと待てよ?ワイは本来ならば注意しなければならない義務を怠っているお前に対して「注意してください」と促しているだけなのに、なぜそこに話が飛躍するのか全く理解できない。そりゃワイも人の子なんで「Bいなくならねぇかな」ってムカつく態度取られるたびに思ってはいるが、一応仕事なんで極力無の心で接しているわけです。それを勝手に話の論点を挿げ替えた揚げ句に感情論をぶつけてくるとは!プッツン!!(何かが切れる音)。
「じゃあ、私にも考えがあります。私も転職今まで1回も考えてこなかったわけではないので」・・・いつも大人しそうなワイがこんな事を言ったので、社長は慌て始めた。そして「実は前から給料1万円上げようと思ってたんだけど、今月から上げる」と言った。しかしワイはそこまでバカではないので、元から給料など上げる気がないのは分かっていた。前から上げようと思っていたのならその時点で上げるはずでしょうが。ワイが思いもよらぬことを言い出したため、日和っただけと思われる。とりあえず給料1万円上げることに加えて、パートタイマーBに個別で注意する事を約束させることには成功した。まぁ、元の給料安すぎて1万円上がったところでクソみたいなもんだけどな。
あとワイは大人しいと思われがちなのだが、余計なことは喋りたくないだけである。敵に手の内を見せたくないという心理も働いていると思われる。でも、実際はとても性格の良い人なんですよ(白目)?
後日、実際に社長はBに注意をしたのだが効果は一時的だった。ワイには逆ギレするくせにパートタイマーには甘い傾向が昔からあったので、強く注意出来なかったのだと思われる。強く注意されなくともワイからではなく「社長から直々に注意された」という事実が大事だと思ったのでそれで良いはずだったのに、思っていた以上にパートBの面の皮が厚すぎてほぼ効果がなかったようである・・・。また、我が社のパートタイマー考察に関しては、別記事で書きたいと思っている。
そんなこんなで根本的な解決はなされないまま時間だけ過ぎて行った。社長は上記の事で鬱になったのだが、ぶっちゃけ自業自得な事もあるので同情できない部分も多い。というか、このままじゃワイの方がおかしくなりそうだわ・・・と思っていたら本当にピンチになるお話はまた後日・・・(´・ω・`)

