見栄を張ることの意味とは その1

仕事

 見栄ではなく、どっちかっつうとサロンパス貼ってるみなさん、こんにちは。腹痛のシメジです。ちなみに、私はロキソニンテープ派だけどな。人間って基本見栄張りたがる生き物だとは思うが、身の丈に合ってない変な見栄の張り方してる人っていませんか?例えばどっかの零細の社長のように・・・。

 ウチの社長は、車を結構な頻度で変えていた。最初は国産高級車だったのだが、いつの間にか外車になっていた。私は趣味で乗ってる自分の車が一番かっこいいと思っているので全くうらやましくはないのだが、その、ころころ変えて乗ってる車を購入するための資金の出どころは何処かを考えた場合、他人ごとではいられない心境となる。
 そこそこの大きさの企業の社長ならばある程度仕方ないと思う面もあるが、常時5人前後しか従業員がいない会社でそういうことをするのは、従業員の士気が落ちてしまう事を考えた場合に賢いやり方とは言えない。もちろん、従業員に十分なお給料を払ったうえでやる分には構わない。しかし従業員をやっすい給料で雇い、会社に潤沢な資金があるわけでもないくせに見栄を張るのは問題である。
 良い車に乗るのは見栄っ張りが一番最初にやることだから驚きもしないが(ちなみに、お金をたくさん持っている人が高級車に乗るのはすんごく良い事だから、どんどんやってもらいたい)。ウチの社長に限っては、変な所で見栄を張っていたのだ。

 ある日、従業員全員が事務所に集められた。こういう時って何か大事な話か、もしくは社長にとっては大事な話だけれども、我々にとっては「だから?」としか思えないような話を聞かされるかのどちらかだ。この時はまだ景気が良い時期で、男性従業員がXの他に2人いた。
 そこで社長が言った。「今日からX君を工場長にする」。いや、意味わかんねぇ。人の挨拶無視するような奴を工場長とか、頭にウジでも沸いてんのか?更に社長は続けて言った。「H君を(社長は女性も君付け)検査責任者に、Tさん(こいつは男なのにさん付け)を品質管理課長に、K君(男性)を製品管理責任者に任命する」と。そして、いつの間にか作っていた当人たちの名刺を本人に渡したのだ。
 ベテランパートのHさんが検査責任者になるのは納得なのだが、問題はTとKである(ぶっちゃけ、Xに関しては問題どころかこの世の終わりという感じなので、また後述したい)。

Tという人物

 このTという人物は、元々取引先(ウチの会社より格上)にいた人物だった。取引先を定年退職した後、元取引先であるという優位性を前面に出して(要は、雇えとゴネてきた)、ウチの会社に入ってきた。私は嫌な予感がしたので社長に注意喚起したのだが、無視された。なぜ嫌な予感がしたかと言うと、その取引先には退職後も嘱託として雇う制度がある。退職後も働きたいのであれば、そのまま嘱託として働くのが一番のはずだ。ところが、Tはその制度をなぜか利用せず、自宅からかなり距離のあるウチの会社に入りたいと言ってきたのだ。これが何を意味するかは明確である。「前の会社より楽をしたいから」だ。
 ところが社長は「この業界の事をよく知っているから」と雇ったが最後、Tはウチの会社で自分勝手に仕事を進めたり、気に入らなければ怒鳴り散らしたり、超問題児になってしまったのだ。
 後で取引先から聞いた話によれば、Tは元の職場でも嫌われていたようで、嘱託の話を誰も彼に切り出さなかったらしい。それは、彼にとっとと退職してもらいたいからに他ならない。Tも、そんな会社で引き続き働くよりも、格下の会社に再就職すれば好き勝手できると踏んでウチの会社に目を付けたのだ。

 Tの無双っぷりに、社長は頭を抱えることになる。しまいには私に愚痴をこぼし始めた。「Tさん、好き勝手しやがって」。・・・おめぇも同じだっつうの!私ちゃんと言いましたよね?あの人はやめた方が良いと。なぜ、そんな簡単なことも分からないのか?脳みそにカビ生えてんのか?
 そんな男を品質管理課長にしたそのワケとは?次回、製品管理責任者になったKのことと共に書いて行きたいと思う。

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