地獄の2カ月 ファイナル

仕事シーズン2・上

地獄の2カ月 その16(前回の記事)

 辞める意向を示した町田を引き留めにかかる社長は、工場長Xの「町田は仕事出来ない、自分も型替えするの無理」という話を聞いて腕を組んで悩みだす。ほとんどと言っていいほど仕事が出来ない人間を継続雇用してその他の人間の時間を犠牲にすることに何の意味があるのか?

会社はボランティア団体ではない

 Xの言葉を聞いて社長は「工場長がそこまで言うなら・・・」と、どうも引き留めを諦めるようなそぶりを見せた。今までワイが散々言ってきたのにそれは無視して工場長の意見だけを聞くとかふざけんなよ。Xも今までどれだけでも社長に言う機会あったはずなのに社長に逆らいたくないから「ハイ」って後先考えずに返事しやがって。結局こうなるの分かってるんだから初めから断っとけや。
 そういう流れで、町田は結局そのまま退社という形になった。たった2カ月くらいの出来事だったのにも関わらずキツイ体験であり、精神的、肉体的にも堪えた。今回の町田の記事は長々としたものになってしまったが、登場人物の事を統括して書くと次のようになる。

町田→「何でもします」と言ってきた割には何も出来なかった。おそらく発達障害(ASD)持ちなので、理解のない会社で働くのは不可能。

社長→そもそも欲しい人材と町田は最初からミスマッチであり、町田の自称の経歴を精査もせずに雇用。簡単な仕事もままならず発達障害疑いがあると知った後も対策を考えず、体制を変える事もなくそのまままかたくなに町田の雇用を続ける。

社長の嫁→上記からも分かるように社長の判断ミスで町田を雇用し続け、ワイと工場長に負担がかかってその結果100時間近くの残業をしなければならなくなったにも関わらず、ワイらだけに文句を言って自分の夫には言わないヒステリック女。

工場長X→町田が仕事が出来ない事が分かると指導放棄・無視。自分が出来ない事も社長に逆らいたくない一心で「出来る」と言ったため、社長が町田を継続雇用する原因の1つとなった。

パートタイマー→仕事せずにぶらぶらしてる町田を見て「あの人仕事もしないで何やってんの」と文句を言う。ちなみにブーブー文句言うだけで行動はしない。

ワイ医者から言われていち早く町田の発達障害の可能性に気が付く。仕事が出来ないのは発達障害由来である事と、彼を継続雇用するならばそれ専用に体制を構築しなければならないなど、大事な事は全部社長に伝えたのにも関わらずワイの意見は一切無視され、体制も変えずに現状維持(逆に仕事増えてる)を指示される。指導放棄をするXと文句を言うパートで板挟みになり、町田の面倒を見るもやはり上手く行かずに今回の結果に・・・。

 社長はどうも「ワイが町田を追い出した」と思っているようだが、上記のまとめを見てもらえれば「一体こうなったそもそもの原因は誰なのか」は分かっていただけるだろう。ワイは自分が凄いとか言いたいのではないが、こうやって改めて書いてみると結局町田のために動いてたのはワイだけといった結果になってしまった。他の人間は文句言うだけで何もしねぇ。誰も褒めてくれないので、ワイ偉いって自分で自分を褒めるしかなかろう。
 結論を言うと、一番悪いのは社長である。町田を雇った時点で全ての計画は破綻したも同じだったのだ。町田が普通と違うな、というのは面接の時点で十分に分かったはずなのに「とにかく人が欲しい」事を最優先事項にしてしまったためにこのような事が起こった。こちらが対案を出しているにも関わらずそれもフルシカト、現状のまま強行突破しろと言われたその結果がこれなわけで。しかし社長はそうなった原因は一切無視して、その結果に直接関わった人間だけに責任を擦り付けている状態なわけだ。しかもワイという単なる平社員に。
 デカい会社なら資金にも余裕があるだろうし町田のような人間を置いておける部署も存在するかもしれない。だが、零細で毎月赤字とギリギリ黒字を行ったり来たりしているような弊社では、そういった人間を1人入れてしまうとそれだけで大きく赤字に傾いてしまう。そのロジックを分かっていないのか、町田を継続雇用する一方でワイらには「今月は赤字で困ってる」とか平気でのたまうクソ社長。だったら赤字の原因分析しろよ、全部お前の言動が原因やぞ?

 これで町田が居た約2カ月間の日々は幕を閉じた。この町田の事だけで合計17記事という余りにも多い数。今回の件で「責任を取らない」「原因を分析しない」「人のせいにする」というクソみたいな社長の人物像が浮かび上がってくる。問題なのは、この町田の話がまだこれから始まる出来事の序章に過ぎないという事であった(白目)・・・。

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