前回書いたように、Tが苦労して集めてきたコンテナを断りもなく我が物顔で使い出す社長。最初は黙っていたTだったが、とうとう堪忍袋の緒が切れてしまったようである。一体どうなってしまうのか?
同じだけど別会社?
※ここから先は工場長Xから聞いた話となります。
毎日大量に勝手にコンテナを使われトサカに来たTは、社長に物申すために事務所へ入って行った。その時は、滅多に来ない社長の嫁もたまたま用があって同席していた。そしてTは社長に向かって言い放った。
T「勝手にコンテナ使うんじゃねぇ!!!!持って行ったコンテナは持って帰ってこい!!!」
シャチョ「おう、どれだけでもコンテナ持ってくるわい!!!馬鹿野郎が!!!!」
嫁「何あの人~」
かなりの大声で言い争ったようであるが皆さん、この一連の流れを見てどう感じただろうか。色んな意見があるだろうがワイはこう考える。まずは事実として下記の4つがあることを前提にしてもらいたい。
1.Tは70代、社長は50代、親子ほどの差がある。
2.新社長になっても、賃貸契約が終わる10年間はY社とは別会社として稼働する。当然ながら会社名はそのまま継続して使用する。当然会計も別。
3.社長は毎日ウチの会社に来ているわけではない。というか、来ない日の方が多い。
4.仕事の体制も以前とほぼ変わっていない。
つまり、要約すると社長が変わった以外はほとんど何も変わっていないのだ。それはつまり従業員に丸投げしているに等しい。・・・前のクソジジィ(前社長)の時と変わらんやんけ・・・。そんなほぼ社長不在の中で、たま~に来て断りも入れずにコンテナ持っていく社長が悪いとワイは思うんですわ。ちなみに、ワイ以外の他の従業員はTが悪いと考えているようである。
仮に社長が単なるY社の平社員だった場合の事を考えてみようか。もし大量にコンテナが必要で自社に持っていきたい場合は、誰かに許可を取るはずである。でも、今回はその許可を誰にも取らずに勝手に大量に使っている。そこには「社長だから何やっても許される」という思想が見え隠れしている。
確かにTは普段から態度が非常に悪く、非常識な所もある。だが、そんなTを最終的に野放しにしているのは社長自身である。しかも普段態度悪いからって社長自身が適当な事をして良い理由にはならず、それとこれとは別の話であり分けて考えるべきなのだ。
そして一番大事なのは次。言い争いの内容聞いてると、言い方が悪いにせよTは正論を言っているのに対し、社長は逆ギレした揚げ句にTを罵倒している。この場合、Tに対する正しい対処は「謝ること」だと思われる。一応親子ほどの差があるのだし、元々は自分が悪いんだし社長なんだからいくら腹が立ったとしても理性は保つべき。パートタイマーBに対するワイの対応を見習って、ぜひともワイの爪の垢を煎じて飲んでいただきたい。ちなみに嫁に関してはアホさが滲み出てる。
以上の事を見ているとこの記事の社長の姿は表面的なものであり、本質は今回の出来事のような理性もクソもない単なる短気野郎なのではないかという気がしてきた。というか、人間観察が趣味の腹痛のシメジの本能が「こいつはヤバいかもしれん」と訴えかけてきているのを、ワイは気にしながらも突き進んでいくのであった。

