かいしゃのへんなひと その5ー1

仕事の脇道

かいしゃのへんなひと その4-2(前回の記事)

 さて前回Zさんを紹介したのだが、このままの勢いでパートタイマーBがウチの会社に来た元凶、金髪パートタイマーのGを紹介したい。彼女についてもネタがありすぎて書きながら辟易する事間違いなしだ!

クソアマとしか言えねぇ

 自分の義母という強力なツテを頼りにウチの会社に入社したG。当時はHさんが退職する事が決まり、ワイが引継ぎの仕事を覚えている最中でもあった。もちろんまだ入社初日なので、仕事はこんなもん・・・か?という感じだったが、休憩時間になると勝手に椅子に座り、自分の持ってきたクッキーを開けて「食べようよ(いきなりため口)」と言い出した。しかも彼女が座った席はよりによってワイのいつも座っていた席だった。だが椅子に名前が書いてあるわけでもなく、仕方ないのでワイは端っこに追いやられていた。そしてそれと同時にこう思った。「こいつ、ワイの苦手なタイプだ」と。
 その数日後ワイの苦悩の種パートタイマーBが入社してくるのだが、前にも書いたようにこの2人は元々同じ職場で働いていたパート仲間である。会社がつぶれたわけではないのに同時に2人辞めるというのは、何かあったとしか考えられなかったのだが聞きづらい。そこでおばちゃん根性のHさん(実際におばちゃんなんだけども)が何があったのか聞いたのだ。その内容はこうである。

「女性のパートの間で人間関係のトラブルがあった。それに怒った社長が、パート全員を解雇した」

 本人たち曰く自分たちは関係なかったのに、との事。その時は素直にそんなことあるんだなぁ酷い社長もいるなぁ(自分の社長もそうなのに・・・)と思っていたが、この考えが間違っていたと確信するのにそう時間はかからなかった。
 さて、時間が経つに連れてGがとんでもねぇクソアマだという事が分かって来た。なんとこいつ、仕事中の居眠りの常習犯だった。製品を触る音がしないと思っていたら、こっくりこっくり舟を漕いでいる状態。Hさんが大きい物音をワザと立てても気づかない様子だった。そしてこの状態が改善されないままHさんは退職の日を迎えてしまった・・・。
 さて、これからはHさんの代わりにワイが仕切らなければならない。まず毎日のように居眠りするこのG、こいつをなんとかしなければ・・・。ワイが言うと角が立つのは分かっている。一番若い上に、Hさんから仕事を引き継いだばかり。舐めた態度を取られるのは目に見えていた。ワイはクソジジィに現状を報告した。そうしたらジジィはこう言った。
「そんなこと言ったって仕方ない」
・・・だめだこいつやっぱり脳みそ腐ってる。本来ならば仕事中の居眠りは不良品を見逃す確率が高くなり、真っ先に本人に注意しなければいけない案件である。場合によっては病院を勧めたり(病気かもしれないので)、それでも改善がなければ確実にクビ案件なのだがそんな重要な事を「仕方ない」で片付けるとは・・・。
 そして、しまいには「内職でやるレベルの簡単な仕事だけを与える」という提案をされた。おい、提案のベクトルが間違ってるんだが?・・・これがツテ入社のGではなく普通に面接で入って来た人物だったら放置しておくだろうか?と考えた場合、答えはNOである。このクソジジィ、人によって態度を変えるのをワイは良く目にしていた。腹痛のシメジ調べによれば、クソジジイの中では、
工場長X>ツテ入社のパート>面接入社のパート>>>長年真面目にやってるツテなしのワイ
という序列が確実に出来上がっている。これから分かるのはまず女よりも男が大事であること(一理あるけど、ジジィの場合は単なる男尊女卑)、そして、ツテ入社には甘い事(紹介した人間との関係を優先している)、更にパートタイマーはなぜかお客さん扱い、そして実力評価は皆無といったところか。まぁ、これはまた別の機会に書きたい。
 話を戻そう。とにかくクソジジィからも放置され、彼女の居眠りは続いた。そこへZさんが入社してきたのだ。長年管理の現場をジョブホッパーしていた彼はGの居眠りについて、やはりいきなり角は立てたくないのだろうがワイに聞いてきた。

Z「あのパート、居眠りしてどうなってるの?」
ワイ「それが、社長に言っても注意してくれないんです」
Z「酷いな。とにかくあれはダメだから手を打たないと」


そう言ってZさんはドアに思いっきりぶつかってHさんと同様ワザと大きい物音を立てたのだが、気付きもしない。こりゃあ、居眠りっていうよりガチ寝してるわ・・・。
 そこでZさんはワイに「立ってやる仕事をさせるしかない」と提案。しかし、立ってやる仕事と言えば計量と梱包になるわけだが、それらは簡単なように見えて長年の勘が必要とも言えるポジションで、基本新人にはやらせないのが決まりだ。ということで、彼女はワイが計量梱包してるそばでワイのサポート(本来1人でやる仕事なので、単独で出来ないのであればはっきり言って邪魔)という仕事とも言えないような仕事をやることになった。
 ちなみにあのパートタイマーBも彼女の居眠りに陰で文句を言っていたが、そんなクソアマに紹介頼んだの誰だよ、お前も一緒だろがい、と思ったのは内緒だ。


 ぶっちゃけ態度はデカいし、金髪でも仕事出来るならまだ良いけど仕事出来る出来ない以前の問題だし、誰に取ってもGは居なくても良い存在になっていた。しかしクソジジィが現状を許している以上、この状態を我慢するしかなくなっていた。

つづく

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