最近脇道に逸れまくっていたので、本筋に戻したいと思う。今回は新社長になってから初めて採用された人物(とそのゴタゴタ)についてである。「かいしゃのへんなひとシリーズ」に入れようかどうか迷ったが、社長の従業員の採用の仕方とそれに伴うゴタゴタは全て社長の考えや彼がどういった人物なのかが良く分かる事象であり、なおかつ、そのやり方がワイが会社を辞めることに間接的に繋がってくるので本筋に入れることにした。人数は片手で数えられるほどしかいないが、ぶっちゃけ前社長時代よりも酷い事になっているので是非見て行ってほしい。
ちょっとだけ時間を巻き戻します
男性の正社員として(つまりXの下で働く)入って来た彼の名前はQ。ちょっと時間が戻るが、彼が採用された時期というのが前社長と新社長の丁度切り替え(引継ぎ)の時期だった。このQの入って来た経緯というのがまた普通ではなかった。これから詳しく書いて行こう。
入退院を繰り返していたクソジジィが、合間にいろんな人間に会社引継ぎの話をしていたのは前に書いたと思う。この業界実は結構狭くて、同業者の噂話や話題がいつの間にか業界内で共有されている事も珍しくなかった。当然クソジジィが会社を引き継いでくれる人間を探しているという話も、例に漏れず同業者に広まっていた。
そんな中、何を勘違いしたのかしらんが出入り業者の人ヅテで応募してきたのがQだった。しかも後継ぎはY社に決まっていたのでかなりのタイムラグでの応募な上に、募集しているのは経営者であって誰も普通の従業員なんか募集してないんだが?(この時点で嫌な予感しかしない)。
そしてややこしいのがここからだ。まだ社長切り替え前なのだから本来面接をするか否かの権限はまだクソジジィにあるはずなのだが、新社長がクソジジィに許可を取る前に勝手にQを面接して採用を決定した上で、「成型するのが工場長1人だけではきつすぎるし、いずれは人を入れなければならないからとりあえずQさんの話聞いて下さい」とクソジジィに事後報告した。
後を継ぐ人間のした事ゆえ嫌とも言えず、クソジジィはなぜかQの話を聞く事になってしまった。しかもこのQという奴、ヤバかった。なぜならクソジジィに会うためにウチの会社に来て席に座ったと思ったらいきなり「で、給料いくらくれるの?(原文ママ)」だと。こいつすんげぇやべぇぞ。クソジジィがちょっと気の毒になるレベルだぜ!
普通だったらこの時点でお話にならないし、ザル面接が得意なクソジジィですら採用しないと思われる。しかし新社長が既にQの採用を決めており、ジジィはあくまでも「一応Qの話を聞く」だけ。つまり、一応クソジジィはまだ社長なのであくまでも体裁としてクソジジィに話を通しただけのようである。
もう採用も決まっており、Qを拒否する権利はクソジジィにはなかった。だが、いくら経営辞めるとはいえその直後にわけわからん奴が来て自分の会社をぐちゃぐちゃにされる未来がクソジジィには見えたのだろう。工場長Xに「Qが来ても直ぐに辞めさせろ」と闇指示を出し、ジジィは会社から去って行った(それをパートタイマーBに対して発揮してほしかったんだが?泣)。
そしてQの入社日の前に、社長とQと工場長Xとワイが顔合わせすることになった。Qはワイよりも工場長Xよりも年上(50代)なため、社長がこの2人(Xとワイ)よりもあなたは立場が下ですよという事を事前に知らせるためにこの顔合わせを企画したようであった。事前にクソジジィの話を聞いていた為、一体どんな奴だよ・・・と思っていたワイ。ところがいざ顔合わせをしてみると、事前に聞かされていたものとは違った印象を受けた。
社長が「製品出始めは腹痛のシメジさんにきちんと良し悪し判断してもらって」と言うと、ちゃんと「よろしくお願いします」と言うではないか。あれ?クソジジィが言ってたことが本当ならば、このギャップは何だ??・・・う~ん、何か引っかかるものがあるんだよなぁ・・・。Xも「あれ?話と違う」と思ったようだ。
社長はほとんどの時間を自分の会社のY社で過ごしており成型の合間を縫ってウチの会社に来るため、Qの初出勤日はちょっと遅れてくるとの事。それまではXとワイが仕事の説明やタイムカードの説明、制服の貸与などをやってくれとの事(いつもの事だが)。
だがワイの心は上記の通りもやもやしていた。そんなもやもやマックスの中でQの入社日を迎えた。

