第2の敵 その2

仕事

第2の敵 その1(前回の記事)

 前回お伝えした通り、なぜか態度のデカいBの出現によって私のストレスは仕事内容だけではなく、人間関係においてもついて回るようになり、体調が優れないことも増えてくるようになった。Bは態度がふてぶてしい割には仕事上のミスがとても多く、そのミスをなぜかワイが後始末するという構造が出来上がっていた。

人に指示されるのは嫌いです?

 Bは強烈な性格の持ち主で、会社で一見すると彼女と仲良くしていたような人が会社を辞める際、Bの悪口を言って去っていくレベルで性格が悪かった。ミスをしても反省することもなく、むしろ「うっせぇな」という態度を取っていた。そのため、ミスの多い彼女の機嫌を損ねずにミスを指摘するという至難の技を私は日常的に繰り出していた。
 だが、その技が効かない事が度々あった。それは「Bの虫の居所が悪かった時」である。なんせ、いつもふてぶてしい態度を取っている彼女の虫の居所が悪い日なんか分かるわけもなく、結局アタックしてみて初めて「今日は機嫌が悪いんか・・・」と悟るのである。
 Bについては度々社長に報告していたが、社長自身が被害を受けてない上に、Bは自分より上の人間(その中になぜかワイは含まれず)と男にはゴマをすって声が1オクターブ高くなるタイプなので、私の意見はかき消されていた。
 ダルそうに仕事をしているので「だるいなら変わろうか?」と言ったら「うん」って言った時には驚いた。「うん」じゃねぇんだよ、一応こっちはお前より立場上なんだが(´・ω・`)・・・。仕事中に飴をなめていた時も信じられなかった。とにかく、私が年下であまり強気に出られないのを良い事に、やりたい放題やっていた。しかし、仕事はできなくともゴマをするのだけはうまいので、彼女はなぜか社長に根拠のない信頼を置かれ、なぜかワイは彼女のミスを尻ぬぐいし続けた。
 ある日、取引先から電話がかかってきた。私は電話にも出なければならないので取ったのだが、それはワイが世の中で一番嫌いなクレームの電話だった。それはBがやったもので、しかもダブルでやらかしていた。私は「申し訳ないです」と謝り電話を切り、同じ部屋にいたBに事実をやんわりと伝えたのだが・・・。
 なんと彼女は「私はちゃんとやったんだから向こうのミスじゃない?」と言ってのけたのだ。これは仏の心を持つワイもカチンときて、向こうのミスではない事を状況証拠から推察してBに伝えた。そしたらBはうるさいとばかりに「ハイハイ」と返事をしたのだ。ワイは更にカチンときて「私の事が嫌いなのか?」と尋ねると、Bは「別に」と答え、そのまま休憩時間になってしまった。
 そのままトイレに向かったワイとBだったが、ワイは大人なので、Bに「さっきはごめん」となぜか謝っていた。Bは「私も、ちょっと家でイライラする事あって、ごめん・・・」と言っていたが、いや、お前んちの事なんか知らんがな
 この日はこれで落ち着いたが、よくよく考えたらワイは一つも悪くないのに謝ってるし、怒りがメラメラこみ上げてきたワイは、翌日の朝事務所でBとの話の場を設けることにした。

 翌朝、Bを事務所に呼んで、以下の事を淡々と言って聞かせた。
・ミスをしたのは仕方ない。誰でもミスはある。だからこそミスをしたらどうすべきか考えなければならないのに、ミスした事すら否定されてしまっては前へ進めない。
・本来はあなたがミスをしたのだからあなたが取引先に謝るべきを私が代理で謝っている。謝るのは(誰かのせいで)慣れてるから何とも思わないが、あなたの代わりに謝っている人間がいる事は考えるべきでは?
・取引先がミスに対しての対策書に「作業担当者」の名前を書かせるのは、統計を取っているからだ。今のところ、あなたの名前が一番多い。このままいけば、呼び出しくらう事も考えられるから、仕事はもっと注意してやった方が良い。
・そして最後に、「私に対する文句があるならどうぞ」と言った。

いつもは大人しかったワイの豹変ぶりに、Bは泣きながら「ごめんなさい、文句ないです・・・」と言ったので、「じゃあ、協力して頑張ろう」とワイは言った。
つか、泣きゃ済むと思いやがって(怒)

この日以来Bの仕事のミスは減ってはいったが(元が多すぎるので、減ったとは言ってもまだまだ多い)、性格の悪さは変わらなかったため、結局ワイのストレスはたまる一方なのであった・・・。

 

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