転落への道 その8

仕事

転落への道 その7(前回の記事)

 会社の今後の方向がパートタイマー達へ伝えられたにも関わらず、ワイの手術の話はその後1カ月経ってもしようとしない社長。あんまり期間を開けたくないので社長が何も話さないこの1カ月の間にもう社長が逃げられないように病院で手術の話を聞き、日取りも決めてきたワイ。このままでは引継ぎも遅れてしまう。しびれを切らしたワイは社長に話を切り出した。

評価スキル?何それ美味いの?

ワイ「あの、もうそろそろ皆に手術の話をしていただかないと引継ぎも遅れますし、もう病院で手術の日取り決めてきてますんで・・・」
シャチョ「引継ぎなんかすぐ終わるだろ」

・・・・・・・・・・は?今までのパートタイマーのやらかしと仕事の覚えなさっぷりをしっかり見ていたのであれば、こんな言葉は出てこないはずである。社長は仕事の内容をどうも「簡単」に考えすぎている節があるようだ(トラブっても人に丸投げしてんだから世の中の現状を知らないと言った方が良いかもしれないが)。だから改善もしてこなかったのである。
 例えば、直ぐに出荷できる状態の製品があるとする。そこまでに2つの工程があり、2人でその仕事をやっていたとすれば5割ずつの分担になるのが理想である。しかしながら現実はワイが7とか8、ひどい時には10割全部自分がやってる事もあり、更にミスの多いパートタイマーの尻拭いをしていることも考えたら、それ以上かもしれない。
 だが、社長の前には出来上がった製品が既にあり、それがどのような過程を経てここにあるのか、ということをジジィは一切考慮していないようなのだ。だからジジィは「大体半分ずつくらいでやってるんだろ」という考えになり、結果パートタイマーに関しては過大評価になり、逆にワイは過小評価になるという構図が出来上がっていたのである。つまり今までの話を総合すると、出荷できる製品さえ出来てこれば誰が一生懸命仕事してようとさぼっていようと知ったこっちゃないっつう事です(怒)。
ワイ「パートタイマー達への引継ぎはそんな甘いもんじゃないです。私が出来て彼女たちが出来ない仕事もありますし、実際に彼女たちがやってる仕事もミスが多くて完璧ではありません。ポジションも変えなければなりませんし時間がかかります」とワイが若干切れ気味に言うと、ジジィは「じゃあ今言えばいいんだろうが」と逆ギレしてきた。
 手術の話をしたがらない意味が分からない。早ければ早いほど良いに決まっているではないか。ジジィのメンタルがやられてるから仕方ないなどという意見があるかもしれないが、ワイは言いたい。ワイのメンタルの方がヤバいでこれ・・・。
 結局逆ギレジジイはその勢いで皆を集め、ワイの手術の話をし始めた。パート達は顔を見合わせて「聞いてないよ」みたいな表情をしていたが当たり前だ、言ってないんだから。逆ギレジジイが話した事は以下の通りである。

・前に会社の今後を話したが、新体制になってから割と直ぐに腹痛のシメジ君が手術する。
・そのため、今から引継ぎで腹痛のシメジ君の仕事を覚えてもらいたい(ただし事務系の仕事は除く、つか出来ない)。
・腹痛のシメジ君は手術後1カ月くらい休む。


この3点である。ぶっちゃけ細かい事に関しては新体制になればジジィは関係なくなるので一切話していない感じだ。ジジィの話が終わって、パートBが駆け寄ってきてしきりに「そんなに酷かったなんて・・・大丈夫?」と話しかけてきたが、酷いのはお前の性格と仕事っぷりなんだが?

 その後はすぐ引継ぎの体制に入ったのだが、ワイが入院するまでの4カ月間「こ れ は ひ ど い」としか言いようのない事の連続であった。いかにパート達が社長が甘いのを良い事にワイに仕事を押し付けて(そのくせ態度だけはデカい)努力してこなかったか良く分かる数か月だった。これはまた別の記事で書きたいと思っている。

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