今回からは新社長が登場します。新体制で我が社はどうなって行くのか?果たして腹痛のシメジは報われるのか?シーズン1以上に波乱万丈な予感がするシーズン2、開幕じゃあ~!!
まだ始まったばかりなんでね・・・
あともう少しで新体制に変わるという事で我が社には頻繁に新社長が出入りするようになり、新旧2人の社長が同時に会社にいる事も珍しい光景ではなくなり、頻繁に話し合いも行われていたようである。
ある日の夕方、事務所の机に書類が置かれていることに気が付いたワイは、何かと思い書類に目を通した。そしたら!なんと!新社長がクソジジィから会社を引き継ぐ際の条件が書いてある書類であった。本当はダメなんだろうが、こんな所に置きっぱなしにしておく方が悪いので読んじゃいました。てへっ。そこには要約すると
1.10年間は家賃としてクソジジィに月額36万円払う事。
2.10年たったら会社は新社長の物となる。
3.会社の所有物である外車は、クソジジィに安価で払下げられる。
・・・と書いてあり、一言でいえば、まだワイらから搾取する気だぞこのクソジジィ、って感想を抱く条件であった。1番目、ワイの給料より高い家賃取ってんじゃねぇぞこのクソ野郎!そして3番!おめぇ、外車を社用車として使った事一度もねぇだろ。ちゃっかり経費で落としてんじゃねぇぞ!!激おこ!!!という事で、社長ではなく今度は大家として君臨するらしいです・・・。
・・・コーフンして話が反れてしまった。話を戻そう。新社長はまずパソコンを買うと言い、ワイしかパソコン扱える人間がいないからとスペック選びを任せてくれた(とは言っても何故か家電量販店で買うのではなく、クソジジィ時代から我が社に出入りしている事務機を扱う会社に頼むらしく、結局狭い範囲で選ぶしかなかったのだが)。思ったのは「これから会社自体が変わって行くんだろうな」という事である。もちろん良い方向で変わるという意味だ。
新社長は検査室にも頻繁に出入りするようになった。仕事がどうのこうのというよりも先ずは従業員と親睦を深めるためだが、ただ、ここでもパートタイマーBが1オクターブ高い声で新社長にすり寄っているの見て、嫌な予感がしたと同時に「気持ちわりぃな」と思った。
ある日、ワイはクソジジィに呼び出された。こちら的にはもう話すことなんぞないと思っていたのだが・・・。クソジジィはワイにこう言った。「会社を渡すのに、一旦在庫の製品をY社に買い取ってもらうのだが、その売り上げを全額・・・多分10万程になると思うけど腹痛のシメジ君に渡すから、手術代の足しにしてほしい」と。
あれ・・・?なんかすんごく良い話じゃないか?これは感動して泣くやつなんじゃ・・・と一瞬思ったが、よくよく考えてみたらワイの会社はタイムカードが30分単位でしか付かず、例えば25分間残業してもその分は給与が支払われない。ワイはクソジジィが入退院を繰り返して仕事を丸投げされた時から、早出残業に加えその15分間や20分間などの、給与としてカウントされない時間も働いていたため、今までのその時間の累積分を計算すると10万円なんぞ軽く超えている。
つまり、今回ジジィがやると言った10万円は本来ワイが給与として貰うべきものであって、しかも相殺されてもまだマイナスである。危うく騙されるところだったわ。ワイは貰って当然だと思ったので「あ、そうですか」と言って立ち去った(ワイが出来る最大限の抵抗)。今まで散々やっといて最後に良い人ぶってもやったことの罪は消えんぞ?おん?・・・まぁ、10万円は貰ったんですが。
社長交代まであと2日、休憩室に従業員全員が呼び出された。クソジジィがこれで最後だからと弁当を用意していた。もちろん新社長も一緒である。みんなで和気あいあいといきたい所だが、ワイの隣に座ってるパートタイマーBが新社長にゴマすりまくりでワイはその不快さから弁当の味が良く分からなかった。
クソジジィがワイらに用意した弁当、それは予約制のコンビニ弁当(知り合いの店から調達)であった。最後の最後にコンビニ弁当か・・・。それはまるでワイに対する扱いそのものを表しているようで物悲しくなった。・・・そうして、クソジジィは会社を去ったのである。
そして始まる新体制。果たして会社は変われるのか?ワイは救われるのか(ここ重要)。ご期待ください。

