無駄無駄無駄 ファイナル

仕事シーズン2・下

無駄無駄無駄 その2(前回の記事)

 さて、後藤の試験の日になった。その日は後藤は家から直接試験会場に行き、帰りも会社に寄らずにそのまま帰るらしい(試験は早めに終わるのになんで?)

でしょうね

 ワイと工場長のXは、後藤が試験に受かるかどうかというゲスい話をしていた。しかしながら、必死に働くワイらを尻目に空調の効いた部屋で現場仕事をせずにテキストを読んでいたわけだから、これぐらいの議論はさせてほしい。
 Xは、受かると思っているらしい。その理由は簡潔。ものすごく簡単で、基本的な問題しか出ないからである。実技も同じだそう。これに受からないなら、一体今まで何してきたんだというレベルらしい。一方のワイは落ちると思っていた。これも理由は簡単で『簡単な内容の試験』というのは、あくまでも健常者からの視点。どう見てもASDの特性が強く出ている後藤は、仮にペーパーでは受かっても実技は落ちるだろう、と言うのがワイの意見であった。そもそもこの試験が受かる能力があるのなら、なんで弊社で基本的な事すら出来ないんだよ?って話だからな?
 そんなこんなで夕方になったころ、社長からXあてに電話がかかって来た。電話に出るX。そして電話を切った後にワイに近付いてきてこう言ったのである。

「後藤、試験ダメたんだってさ」

 想定の範囲内過ぎて草。だから言わんこっちゃないwwwところで、なんで試験の結果を社長はこんなに早く知っているんだ?と思ってたら、どうも試験が終わって直ぐに社長に田中さんから電話がかかってきたらしい。いや、普通合否は後日書面でのはずやろがい。特別扱いかよ?と思っていたが、話の内容を聞いて「普通ではない事態が起こったから電話がかかって来た」というのが理解できた。
 話によると、受験者が成形機の前で待機→試験官の指示通りの事を成形機で実演するっていうのが実技試験のやり方らしい。ところが後藤は試験官に何をするかの指示をされたにも関わらず、何もしないままその場に突っ立っていたらしい。しばらくしても一切動かない後藤に試験官はしびれを切らし、「もういいです。下がってください」と言われたと・・・・・。これつまり、試験受かったとか落ちたとかいう以前の問題で、失格になったということである。思ってた以上に重傷やないかいwww
 これで社長は「後藤さんに資格取らせるのやめた」と言ったとの事だが、やめさせなきゃいけないのは資格試験の取得じゃなくて後藤そのものちゃうんか?さすがにこれはひどすぎるだろ。そもそも、後藤は講習にすら出ていない。「大丈夫」と自らの意思で断っておいてこの結果である。ほらほらほらほら、どこが大丈夫なんだよww言ってみろやクソがwwww

 これで、後藤が想像以上に基本的な事すらも一切出来ない人間だったことが分かってしまい、完全に金と時間のムダ使いであった。今後、この後藤の処遇をめぐって弊社は更なる泥沼へと引きずりこまれることになるのである・・・・・・。

 

 

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