バカばっか その7

仕事シーズン2・中

バカばっか その6(前回の記事)

 さて、パート達の問題は改善しつつあったものの、ワイは目の前の大きな障害を忘れていたのだ。そう、工場長Xという問題児を・・・。

効率化って知ってる?

 実は、ワイがXの仕事を手伝うと決めた時からその兆候はあった。お昼の1時半ごろに納品のトラックがY社から来るのは前回の記事でも書いたが、弊社から事前に「いくつのコンテナ(もしくは箱)を納品するのか」を、Y社にFAXで送らなければならなかった(この事については、次回の記事で詳しく書いていく)。Xがその数量報告の用紙を書いているのを何となく見てると、とんでもない光景が繰り出されていた。
 真っ白なA5サイズの紙に、Xが1から「Y社様」「日付」「K社のコンテナ数、箱数」「F社のコンテナ数、箱数」(もう1つのU社に関しては場所がK、F社とは正反対なため週に1~2回ほどの午前中しか行かないイレギュラー配送)、そして「以上よろしくお願いします」という文言と「弊社名・Xの名前」を書いているではないか。このクソ忙しい中、毎日毎日1からこれらを書いているのである。皆さんならお分かりかとは思うが、毎日数字が変わる部分は「日付」と「コンテナ数・箱数」のみである。つまり、日付の部分の〇月〇日の「〇」の部分と、各社のコンテナ数と箱数の部分だけを空白化してテンプレート化してしまえば、それをコピーしてあとは数字を書き込むだけで完成するのに、こいつそれをやってねぇぞ?
 Xは工場長のクセにパソコンが出来ない(メールすらも見れない)。でもだからって手書きでテンプレ化してコピーする事だって出来るはずなのに、やってない。毎日「よろしくお願いします」とか「自分の名前」とか同じこと書いてて、それを一向におかしいと思わない時点で終わってんだよなぁ、コイツ。その姿を見てもどかしくなったワイは、パソコンで毎日変わる数字部分だけを空白にしたテンプレートを作成し、更に大量にコピーしてストックを作った。「これ作ったから」と言って渡しても「ああ」としか言わねぇ・・・あのさぁ、ワイの時間返して?
 その他にも手伝っているうちに、Xが非常に非効率的なやり方で出荷の仕事を進めている事が判明。おい、お前が時間通りにお昼ご飯食えないのって、仕事が多すぎるからっていうのもあるとは思うが、どっちかと言えばお前のやり方が効率悪いせいやぞ・・・?そのせいでワイはイライラし始めた。こいつ、過去に自分の下で働いてた男性陣には「コイツ使えねぇ」とか言ってたくせに、お前も同じやんけ。よくこんなんで人の事言えたな??
 ワイはXが非効率なやり方をしているのを目撃する度に、効率よくやるための仕事の分担方法ややり方を考えてXと共有した。おい、これじゃあどっちが上の立場なのか分かんないぞ・・・。そうしてワイが手伝うようになったこともあり、Xはお昼には時間通りに食事を出来るようになったのである。本当は頭をはたいてやりたい場面もたくさんあったが、ガマンガマン・・・。

 そんなこんなで、新しいやり方で全てが上手く回りだしたように見えた弊社であったが、やはりいつものごとく例のバカ社長&その嫁が足を引っ張り出すのであった・・・次回へつづく。

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