バカばっか その2

仕事シーズン2・中

バカばっか その1(前回の記事)

 さて、前回の記事で弊社の努力だけではどうにもならない事実を発見してしまったワイ。その後社長が弊社に来るというので、その時に工場長のXが事実を伝える事になったのだが・・・。

 趣味で報告しているのではない

 そして社長が弊社にやって来た。本当はワイも同席したいのは山々だったが、早出するレベルで忙しすぎてそんな話に参加している暇はないのと、ぶっちゃけあのパワハラな出来事以降社長とは極力顔を合わせたくないというのと、元々社長はXに用があって弊社に来るというのが重なって、Xに任せる事にしたのである。その後、直ぐに社長がやってきて、Xと事務所でどれだけか話をした後帰って行った。
 社長が去ったので、ワイの所に来るX。どうだったか話を聞いてみたのだが・・・。

ワイ「で、どうだった?」
X「社長に『主任がうっかり落とした箱の中身を見てみたらツメが折れてた』って話した」
ワイ「んでんで?」
X「そんで、もしかしたら取引先で落としたのに、ウチの会社にクレームとして来てる可能性があるって言った」
ワイ「そしたら社長はなんて言ってた?」
X「そしたら『え~、そんなことがあるんだねぇ』だって」
ワイ「・・・ん??で、それからどうだって?」
X「それだけ」
ワイ「・・・は?それだけで終わり?」
X「うん、終わり」
ワイ「・・・・・・・・・・・・(呪」


 みなさん、お気づきになっただろうか(心霊番組?)。そう、Xが「弊社のせいじゃないのに弊社のせいになる可能性」を言っているのに、「へぇ、そうなんだ」だけで終わらせた社長の存在を・・・。この場合、本来この話を聞いた社長がやらなければならない事は、F社への今回の新事実の報告である。この事をF社に知らせておけば、もし仮にツメ折れが見つかったとしてもF社は弊社だけを責める事が出来なくなる。そうなれば弊社の信用度が落ちる事はないし、何よりもF社も製品の扱いに気を付けるようになるだろう。弊社に取っては良い事しかないはずなのに、「そんなことがあるんだ」って、何その他人ごとみたいな発言は。こっちは趣味でテメェに報告してるわけじゃねぇのよ?それなのに「へぇ~」で済ませるとかアホか?トリ〇アの泉の収録現場じゃねぇのよ、ここは。
 XもXだ。「それで終わり」じゃねぇのよもっと食い下がれやこの根性なしがぁ!!お前がやるべきことは「へぇ~」で終わらせようとするアホアホ社長に「これはF社へ報告すべきだ」と提言する事だろうに、なにお前も一緒にトリ〇アの泉に参加してんだよ?
 今までも薄々感じてはいたが、社長はF社と直接関わるのを避けているような気がする。昔から取引のあるK社やU社には(特にK社)、「慣れ」のため同じような問題が起きると積極的に連絡を取ったりしている。にも関わらず、F社になるとどうも及び腰になるのである。人間観察が趣味のワイの見解では、この社長という男、自分の周りを「自分の知り合いや友達」で固めておくのが心地良いようである(この件に関しては余りにも酷いのでまた別記事で詳しく書こうと思う)。気も使わなくて良いし、ある程度自分の意見が通ったり居心地が良いからだろうが、ぶっちゃけそういうのはプライベートだけに留めてくんねぇかなぁ?会社はプライベートの延長じゃねぇのよ、分かるかなぁ?
 嫌な相手や苦手な相手でも「取引先」である以上は付き合いは避けられないし、そういう事ほど社長自身が率先してやらなければならないはずなのに、F社の立ち合いなどを拒否して逃げてワイやXに押し付ける始末。そんでもって、人に責任を被せるのだけは一人前っていうね・・・。
 F社は最近取引を始めたばかりの会社だから、社長的に「人見知り」を起こしている状態だと判断できる・・・ん?人見知り?社長が人見知りだからってその責任放棄するんならそんな社長いらねぇんですがwwそんでもって自分より立場が下の人間には強気とか、恥ずかしい奴だなwwwさすが棚ぼたで社長になった奴は一味違うわ、早くタヒんでくんねぇかなぁwww社長がこんな感じでF社に報告する気がゼロなのが分かった所で、ワイは次の戦犯であるXに言った。

ワイ「じゃあ、XさんがF社に報告するべきじゃない?」
X「・・・えっと・・・ちょっと時間がないなぁ・・・」←すんごい声が小さい
ワイ「じゃあ、時間があるときにやってよ」
X「・・・時間があれば・・・」←すんごい声が以下略


 ・・・みなさん、もうお分かりだろう。そう、この報告は再びツメ折れがF社で発見されるまでの数か月間、F社にされることはなかった。もちろん、私がしてしまえば一番早いのは分かっている。だが考えてもみてほしい。トップの社長がそれを拒否し、次にトップである工場長までそれを拒否しているのに、な~~~んで安月給のワイがこいつらの代わりに報告しなきゃいけねぇんだよ?
 ただこの件がF社に報告されたところで、弊社での製品の見直しが無くなるわけではないのも事実であった。「ツメ折れ」以外の不良が混じっている可能性もあるため、一応一通り目を通した事実を作っておかないと、また違う問題が露見する可能性があったからである。結局見直さなきゃならないし、トップの男2匹は全く役に立たねぇ・・・そう考えたらアホらしすぎて、ワイはこの件について考えるのを止めてしまい、『もうどうにでもな~~れ~~~』状態になってしまったのである。

 こうして、ワイの中ではイライラが募っていく一方であった。もちろん、あのアホ社長のことだからこれででおしまい、めでたしめでたし・・・なワケもなく、またワイらには内緒で良からぬことを考えているような雰囲気がプンプンしているわけでありまして・・・次回へつづく・・・。

 

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