さて、バカ社長の誤った判断のせいで弊社に残ることになってしまった後藤。せっかく会社を辞めてもらえるチャンスを自ら逃してしまうとは、こいつとんでもねえクソ野郎だぜ・・・・・・。
目ざわり
さて、弊社に残った後藤だったが、前にも書いた通り弊社は受注数が以前よりもかなり少なくなってきていた。そのため、工場長X1人でも何とか仕事は回っており、ぶっちゃけほぼほぼ仕事の出来ない後藤が弊社にいる意味など無いに等しい状態であった。
そんな中、社長が後藤にとある話を持ってきた。それは弊社の仕事内容に大いに関係している「技能資格試験」の話であった。実は社長は前々から後藤にこの試験を受けてもらおうと思っていたらしく、募集が始まったので話を持ち出してきたらしい・・・えっと、突っ込みどころ満載で草。
そもそも、この技能資格、いわゆる民間のものである。確かにこの業界でずっとやっていくならあった方が良い資格ではあるだろうが、絶対でもない。しかも後藤はすでに年齢50代。今までも弊社ではまともに仕事をしてこれてないわけで、そんな奴に今さら金を払って受かるかどうかも分からない技能資格を取らせることに一体何の意味があるのか、マジで理解不能。社長は「基本的なことしか出ないから、簡単」と言っているが、だからその基本的な事すら出来てねぇからこっちは困ってんだろがこのクソがよお!!!
なんで「売り上げがない、お金がない、利益がない」って言ってるのに、その良く分からん技能試験には金払うんだよ、おかしいだろと思っていたが、その理由は直ぐに判明した。前回の記事で書いた、後藤を弊社に紹介した自称社長の友達の田中さん。実はその田中さん、この技能試験の監督官のようなものをやっているのだという。はは~~ん、これが無能な後藤にこの試験を受けさせようとしている理由か。
理由その1・・・その技能試験に金を払い自社の社員を送り込むことで、田中さんの心証を良くしようとしている=自分の立場が良くなると考えている。ぶっちゃけ、社長は自分自身が小者な自覚があり、有能な人間のコバンザメになることで自身の格をあげようとしている節がある。だがワイは言いたい。己の努力なしに自身の格をあげることは不可能。コバンザメになろうとすれば、逆に相手に食われるだけやぞ?
理由その2・・・田中さんが監督官なので、試験合格に色々有利になると考えている。社長自身はこの資格を持っていない。それなのになぜ試験が基本的で簡単なものだと知っているのかと言うと、田中さんに聞いたからに他ならない。後藤が仕事出来なくとも、田中さんに色々情報を教えてもらって後藤を受からせることは十分可能と考えたのだろう。だがワイは言いたい。後藤はお前が思っている以上に仕事できねえぞ?掃除すらもまともに出来ねえぞ?
ということで、結局は後藤のためと言うよりは自分のため、というのが良く分かる。根性腐ってて草。
この日を境に、後藤は事務所で試験のテキストを読むことが増えていた。ぶっちゃけ、こっちからすれば冷暖房完備の事務所で本当に理解してるのかどうかも分からないテキストを読んでいる後藤を見るのは良い気がしない。ワイらが仮に後藤と同じことをやったとすれば、恐らく社長は「働け」と言ってくるはずである。どうしてワイらには許されないことが後藤は許されているのか。それも、新たな火種になりつつあった。
さて、一所懸命に勉強している(かのように見えた)後藤ではあったのだが・・・次回へつづく。
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