『工場長のXよりも年下でなるべくなら業界未経験の方が良い』というワイらの要望を聞いた社長。今までと違う(かもしれない)展開に、ちょっとだけ期待するワイとX。特に今回は「男性社員」の話なので、Xは今のなんでもかんでも1人でやらなければならない状態から抜け出せるかもしれないと喜んでいた。
ボケてる?
そんなわずかな期待を胸に日々を送っていたある日、社長が弊社へやってきた。この前言っていた新しい男性社員が見つかるかもしれないのだという。ここで首をかしげるワイとX・・・・だって、求人募集まだかけてないんだが??まさか、ワイらが知らない間にかけてた?・・・いやいや、今までも求人かけるときは報告受けてたからな・・・・・・じゃあ、どういうことだよ?
そして社長が話しはじめるにつれ、ワイらの表情は硬くなる。そのやり取りが以下である。
シャチョ「あの~、新しい人見つかりそうだから」
ワイ「ん?求人かけたんですか?」
シャチョ「えーとね、俺の友達に声をかけてその人が紹介してくれるって」
・・・・・・え~と、テメェの友達?嫌な予感しかしないんだが??しかし、それだけで判断するのはまだ早い(と言いつつ、仕事の出来ないクソ社長の友達がマトモである確率は非常に少ない。ワイはこれを「類友方式」と呼んでいる)。多少の望みを持ちつつ、話の続きを聞き、ワイの望みは見事に打ち砕かれることになる。
シャチョ「そんでその人、今回紹介してくれた俺の友達と過去に同じ会社にいたらしくて」
ワイ「それってどこの会社ですか?」
シャチョ「〇〇社」
ワイ「・・・・・・」
シャチョ「そんでその人、俺と同じくらいの年齢で工場長より年上なんだけど、真面目らしいから」
ワイ&X「・・・・・・」
あまりの事に黙り込むワイとX。なぜ黙り込んでしまったかを解説していこう。まず、友達のツテって何?それって求人出しまくってそれでもダメな場合の最終手段じゃね?この社長がなぜ友達のツテに頼るかに関しては(今回の件だけじゃない)後に別記事で詳しく述べたいとは思うのだが、第一の選択肢に「人のツテ」は本来絶対に持ってきてはいけない(経験則上)。
そして話の中に出てきた「〇〇社」・・・これは県内ではそこそこ大きい規模の会社だが、思いっきり同業者である。おい、お前人の話ちゃんと聞いてた??
そんでもって一番のネックはこれ。「工場長より年上」って何?今回従業員を募集する主な目的は『今後の会社存続のために、若返りを図りたい』というものだったはず。だからXよりも若い人間を雇うのが絶対条件だったはずだ。だったら工場長より年上な時点で目的は果たせないので、断るのが筋である。それがどういうわけか雇う方向へ動いているとは?目的と手段が入れ替わってるだろ、どうすんのこれ?
チベットスナギツネのような表情になったワイらに、社長は更にその雇うかもしれない男性についての話を続ける・・・次回へつづく。

