時間と金のムダ ファイナル

仕事シーズン2・下

時間と金のムダ その3(前回の記事)

 さてそんなこんなで一応カーポートは塞がったわけだが、今までの経緯を考えると全く喜べないわよ・・・・・・。

無駄という言葉しか出てこない

 ワイはカーポートを見に行った。ぱっと見は良く出来ているように見えるが、素人丸出しの継ぎはぎが目立つ上に、恐らく風が吹いたらバタバタうるさいであろう騒音仕様になっており、にぎやかな雰囲気が好きなパリピにはもってこいの作りとなっていた(もうヤケクソ)。なんと、こんなバタバタ仕様のカーポートを塞ぐ作業に、後藤はなんと2カ月半も費やしたのである。
 前にも書いたが、ぶっちゃけプロに頼めば後藤の2カ月半の給与+材料代よりもはるかに安くあがる上に、プロ仕様の完璧な作りのカーポートが得られたはずである。てか、どう考えても普通の会社であればそうすると思われる。だが、弊社は普通ではない。だからこんなことになっているわけだが・・・・・・。
 どうしてそこまでして後藤を弊社に置いておきたがるのかは前にも書いたが、それでも理不尽さは拭えない。なぜならカーポートを塞ぐ作業は本来の業務とは一切関係なく、しかもどうしてもやらなければならないものでもない。売り上げも発生しない作業なので、後藤が2カ月半に渡りだらだらとこの作業をやっている間の彼の給与と材料代は、我々他の従業員が必死こいて働いて捻出した売り上げから出される。しかも後藤は今までも全く弊社に寄与しておらず、むしろ会社にはマイナスにしかなっていない。
 その割に、アホ社長は「売り上げが~」「利益が~」と、なぜか工場長に言ってくるわけだが、どう考えても金をドブに捨ててるのはお前なのよ。後藤という人間を雇い続けることによりかなりの損害が弊社に与えられていることは丸無視して、まるで他の従業員の働きが足りないかのような物言いをしてくることに、弊社の従業員一同、不信感を抱きつつあった。
 この頃からである。社長がK社から全く儲かりもしないどころかむしろマイナスの仕事を、アホみたいに取ってくるようになった。この不景気なご時世に取引先が寄越す仕事に儲かるものなんてあるわけないじゃん?なのに「量さえこなせば儲かる」みたいな、まるで戦後の復興期みたいな考えで仕事を取ってくるものだから、弊社の従業員は更なるストレスを抱えるようになっていた。
 儲からない仕事を取ってくる(社長は儲かると思っている)→我々の仕事が増える→仕事量の割には全く儲からない→「利益が少ない」と、なぜか従業員が社長に言われる→利益が少ないからと、また仕事を持ってくる以下ループ・・・・・・いや、「経費」って言葉知ってる???

 こうして「やらない方がマシな仕事」ばかりをなんとか必死こいてこなす我々に、限界が生じ始めていたのである・・・・・・。

↓Amazonに飛びます


【Amazon.co.jp限定】 旅の宿 薬用 入浴剤 詰め合わせ 62包 全8種 セット | 透明湯 にごり湯 温泉 ギフト 個包装 アソート 医薬部外品

タイトルとURLをコピーしました