さて、なんか怒ってるらしい社長が弊社に来るということで、Xはそわそわして落ち着きがなかった。しかしながら、それは自ら蒔いた種なわけだしなぁ。
恐怖の時間
Xはしばらくそわそわしてそこら辺をふらふらしていたが、恐らく社長の車が弊社に入って来たのが見えたのだろう。事務所に引っ込んでいった。それにしても、今回社長がY社から弊社に来る時間めちゃくちゃ早ええぇえ。いつもは時間通りになんか来た事ねぇ癖によおwwwどんだけ激おこなんだよwwww
その時ワイは検査室で1人仕事をしていた(パートはまだ出勤してない時間帯)。するとである。工場内からなにやら雄叫びが聞こえてくるではあ~りませんか。検査室の戸が閉まっているため、何の雄叫びなのかはっきり聞こえない。「なんだろ?」と思っていたら、その雄叫びは段々近づいてきて、はっきり聞こえるようになった。その声の主は社長であった。1人で工場内をぐるぐるしながら、なんと「アホ!!クソ!!ボケ!!」と雄叫びを上げていたのである。ふと、扉のガラス越しに目が合ったと思ったら、気まずそうに大人しくなった(多分ワイの存在忘れてるなこれ)。
社長が弊社に来てから、時間は経っていない。工場長は事務所にいるはずだから、社長の横にはいない。つまりこれどういうことかと言うとあくまでも憶測にはなるのだが、そのまま弊社に来た状態の感情でXに会ってしまうと自分でも何するか分からないレベルでトサカに来ているため、工場内で雄叫びをあげてガス抜きした、というのが今回の雄叫びの意味だと思う。
ワイはこの時にふと思った。コイツ大丈夫か?と。今回の件で怒るのは分からなくはない。自分が大事な人から紹介してもらった人間を、工場長がいじめてるって構図だからな。ただ、怒り具合とそのタイミングがおかしくね?理性どこ?って話。そんでもって、ワイは今までの経緯を全部知ってるからXが悪いっていうのは承知している。でも社長はXからは現時点では何も報告を受けていないわけで、今のところは後藤の「工場長から意地悪されました」という話しか聞いていないわけだ。本来社長が叱らなければならないタイミングは、双方の言い分を聞いた上で工場長が悪いとジャッジしてから、というのが正しい手順なのでは?社長を見てたら、まともな理性で判断する能力に欠けているのではないかと思わざるを得ない。今のところ感情100%って感じだからなあ・・・・・・この時ワイが覚えた違和感は今後ワイにも牙をむけてくるわけだが、その話はまだまだ後の事である。
事務所で社長とXの間でどんな話がなされたのかは分からないが、社長が帰った後のXは元気がなく、げんなりしていたのでワイは色々と察したのである・・・次回へつづく。

