いきり その2

仕事シーズン2・下

いきり その1(前回の記事)

 社長や後藤に対しての弱音をこぼす工場長のX。それを冷静な目で見つめるワイ。さて、どうなる?

弱男

 そもそもこのXという男、前の記事にも散々書いたが性格がちょっとアレであった。昔から見たらちょっと丸くなったような気もするが、「強き者には弱く、弱き者には強く」を地で行くようなウンコ野郎であった。つまりこの場合だと、社長には一切意見を言えない(陰では言うけど)一方で後藤には文句言う、という感じ。しかし、後藤はあくまでも雇われの身である。仕事出来ないのはマジで困るのは確かだが、元をたどればこんな奴を雇っている社長に非があるのは明らか。なのに、なぜか社長には相談すらしない。つまり、文句言う先間違ってんだよ!
 だから今自分が「寝れない」とか「ストレスが~」とか言って困ってんなら、それは事の元凶に言わないと一切解決しない。いや言っても解決しない確率が高いんだが、問題は1つも言ってないのに「言ってもムダ」と決めつけてしまっているその姿勢そのものだよ。やってダメだったんなら落ち込むのも分かるが、やってもねえくせにグダグダ言ってんじゃねえwwwしかもこんな感じの事が今回だけでなく、前から何回も繰り返されているわけだ。聞かされるこっちの身にもなれやハゲ。
 ワイが「社長に文句という形ではなく、相談という形で現状を訴えてみたら?」と提案しても「でも、言ってもムダ」「話を聞いてくれない」とかうるせえの。そもそも言っても無駄って、言ってないじゃんwお前、言ってないじゃんwww工場長という肩書の元で今まで散々威張り散らしてきたくせに、いざとなったら「でもでもだって」すぎてワイはイラつき始めていた。そこでコイツを黙らすべく、ワイは全く別の案を提案した。

ワイ「内科でもいい。そこまで症状出てるなら医者に診てもらえば?」

そう言ったとたん、Xの動きが止まった。そしてこっちを見て「診てもらうって?」と言ってきたもんだから、ワイは答えた。

ワイ「眠れないとかの身体的症状出てるなら、かかりつけの医者でも良いから一旦診てもらえば?もしかしたら身体的な病気からくる症状かもしれないし、そこからもしかしたら心療内科へ相談、とかいう流れになるかもしれない。とにかく、体がキツくて症状が出てるなら、一旦医療機関にかかって医学的な見解をもらった方が良い。工場長が仕事が原因で医者にかかったとなれば、さすがの社長も耳を傾ける可能性はある。とにかく今のままでは何も動かん」
X「でも、医者に行ったら、その分仕事が・・・・・・」
ワイ「仕事がって、もし倒れたらどうすんの?」
X「倒れても良いと思ってる。そうすればさすがの社長も動くんじゃね?」

とかわちゃわちゃ抜かしてきやがったので、ワイは更に追撃した。

ワイ「その倒れるのだっていつになるのかも分からん上に、アンタ子供3人もいるのにどうすんの?」
X「それは・・・・・・」
ワイ「ガタガタ言ってないで、とりあえず病院に行ってこい」

 そう言ったらやっとXは黙った。

X「かかりつけの医者とかないんだけど、どうしたら良いかな」
ワイ「(そんなの自分で考えろや)とりあえず、近所の内科に行ってみたら?そこで仕事上でのストレスが酷いことを伝えてみたら良いと思う」
X「分かった」
ワイ「あと、行くなら当日に突発休取った方が良い。社長に連絡するときは『朝起きたら具合が悪くて・・・』って感じにした方が良いと思う」

X「行くなら、明日じゃなくて明後日の方が仕事上都合が良いから、明後日休んで病院行くことにする」
ワイ「うん。了解」

そんなやりとりがあってやっとこさ何か解決の糸口が見えるかも、と思っていたのだが・・・・・・思っていたのだが??・・・・・・次回へつづく。

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