浸食 ファイナル

仕事シーズン2・下

浸食 その5(前回の記事)

 もう既に限界突破していたワイは、診断書を書いてもらうためにクリニックに再び足を運び、受付を済ませていた。

分かれ目

 ワイの名前が呼ばれる。診察室には先生がいて「こんにちは」とあいさつする。いつもクリニックに来た時の光景だ。しかし、いつもの光景のようでいつもの光景ではない。

センセ「調子はどうですか?変わらない?」
ワイ「変わらないどころか、悪化してます・・・・・・」
センセ「そうですか・・・・・・」


センセは察していた。そしてワイに言ったのである。

「診断書、出しましょう。とりあえず、1カ月だけでも休んだ方が良い」

 ただ、診断書は今すぐには書けない。なるべく早くするから、少しだけ待ってもらいたいということを伝えられた。ちなみに、この時点で前回と同じく睡眠薬が処方されている。そして1週間もたたないうちに診断書が出来たから取りに来てほしいと、クリニックから電話がかかって来た。でも結局、仕事の納期の関係で土曜日に取りに行くことになったワケだが。最後の最後まで社畜で草(いや、笑えない・・・・・・)。
 そして土曜日、クリニックに再びワイは足を運んだ。診察室に通され、出来上がった診断書を拝見した。

・出社前、通勤時、在社時に肉体、精神的に異常をきたしており、日常生活に支障が出てるぞ
・クソ上司のせいでこんなことになっているぞゴルァ
・今後、上司は言動に気をつけろよな?
・そういうことで最低1カ月は休職が必要だぞ?


↑実際にはかなり小難しい文章と言葉で書かれているが、ワイが要約するとこんな感じになる。そして、最後に先生はワイにこう言った。

「社長のせいでこんなことになってるんだから、診断書の料金は社長にきちんと請求して下さい。医者がそう言っていたと伝えてもらっても良いから」

 そこには、静かながらもどこか怒りのようなものが込められている気がした。ワイは涙目になりながら「ハイ」と答え、クリニックを後にしたのである。
 さて、診断書は手元にある。次は診断書を貰ったことを、貰う羽目になった原因であるクソ社長に伝えるだけである。そう、伝えるだけのはずなのだが、これが最大の難関であろうことは今の時点で予感していた。このブログを読んで下さっている皆様も、今までの色んな過去の社長の言動やこうなった経緯を思い出してもらいたい。ぶっちゃけ、相手は話が全く通じない。言っちゃ悪いが(本当のことだから仕方ないけど)、クソ社長はIQ低いと思う。IQ低いくせに運だけで社長になったクソ頭悪い奴に、この状況をどう伝えりゃいいんだってばよぉ・・・・・・。

 頭を抱えつつ、ワイは電話で今の状況を伝えるしかないと思ったのである・・・実はここからが地獄本番だとも知らずに・・・・・・。

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