さて、今までの記事の内容をずっと見てきた人ならお分かりかとは思うが、弊社の経営がうまく行っていたのは、まさしく世の中が景気良かった時だけ。すなわち前社長時代の一時期だけ(従業員に還元はされなかった)、という結果がすでに見えている。つまり社長の経営手腕は一切関係なく、景気が良ければそれなりに儲かり、景気が悪くなったらそれに伴い利益がなくなっていったのである。
これがゲームだったら真っ先に死ぬ
そんな状態の中で、弊社はずっと無駄なあがきを続けていた。大して儲かりもしない仕事(時には赤字)をもらうために借金をしてまで成形機を購入し、社長の思い描いていたような結果が得られないからといって更に仕事を詰め込まれる。今ワイがこういうことを書いているということは、その社長の計画はことごとく失敗に終わっていたことを証明している。その失敗率は、ワイの統計によればなんと驚異の100%!!いや~、逆にすごいね?やること全部失敗してんだから。それにも関わらず、社長は自身の失敗を決して認めようとはしないもんだから、結局同じ轍を踏んで失敗ばかりしていたわけである。
そんな中、それに追い打ちをかけるような事態が日本を襲い始めていた・・・・・・そう、説明は不要だろうが例のコロナウイルスである。日本で本格的に騒がれ始めた時から、当然弊社でもマスク着用と手指や机の消毒を徹底する日々を送っていた。弊社は従業員数が非常に少ないため、感染のリスクは低いと言える・・・・・・問題は、この騒動による景気の落ち込みであった。今後タイムラグで恐らく弊社にも影響が出てくるだろう、とワイは踏んでいた。弊社の業界は景気にモロに左右される業種である。当然メーカー側の受注は今後落ち込むことが想定され、ただでさえ薄利多売だった弊社は物を売ることさえままならなくなるのではないか、と思ったのである。
どう考えても今後ピンチになることが予想される中、弊社のバカ社長は本当にバカなので「怖いから飲み会断った」とかそういうどうでもよい類の話しかせず、ワイはモヤモヤしていた。普通、こういった非常事態が起こった場合、経営者は今後の見通しを立てながらどうやって切る抜けるのか、というリスクヘッジ等を考えるものだと思う。が、コイツが今までそういった類の管理をやったことは一切なく、困ったその時に行き当たりばったりの「おれがかんがえたさいきょうのさくせん(失敗した場合の代替案なし)」をやって失敗ばかりしているので、今回もそんな感じのようであった(は?)。
楽観的な社長だったがワイの懸念通り、時間の経過に伴い「コロナの影響」が弊社にも出始めていた。それは、今後更なる地獄に落ちていく呼び水のようなものになるのだが、そのお話はまたぼちぼちと順を追って書いていこうと思う。

